食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01390600342
タイトル フランス農漁業省、「2005年夏季休暇中の食品検査総合評価」
資料日付 2006年4月19日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス農漁業省の食品総局は19日付の業務通知で、2005年の夏季休暇に実施した食品検査総合評価を公表した。
 農漁業省は関連行政機関の協力を得て、動物性食品及び動物由来製品の安全性及び衛生について検査した。実施期間は、2005年7月1日から8月31日まで。
①市場の検査
 検査項目は、インフラなどの設備の水準、食品販売所の設備・機能の状況及び鶏卵の識別に関するEU法規の遵守に絞られた。2004年に実施した検査結果と比べて目立った改善は示されなかった。市場のインフラ及び設備については、15%に衛生設備がなく、18%に飲用水又は電気の引込み線が備えられていなかった。販売所の31%で手指を洗う場所がなく、販売時の温度が管理されていなかった。卵のトレーサビリティについては、不適正率が高く、集団食中毒を予防する意味で2006年にコミュニケーション活動及び新たな検査が必要となる。
②ケバブ、サンドウィッチなどのファストフード販売施設の検査
 検査項目は、食品の全般的な衛生、原料の状態、原料の受取りから消費者に手渡すまでの製品の温度管理、場所及び器具の洗浄・消毒手順の遵守及び従業員の教育にわたった。施設の衛生に関する不適正率は26%。貯蔵又は販売時の温度については、規定の温度との差が6℃を超えていたケースは13%にのぼった。原料の発送地、食品の衛生、器具の洗浄・消毒及び従業員の教育に関する不適正率は6%~14%であった。
③消費期限日の食品における微生物学的検査
 検査対象は、食肉の調理、ゼリーで加工した豚肉製品及び加熱調理した冷却エビである。病原菌(サルモネラ及びリステリア)に汚染していた製品はわずかであったが、貯蔵状態の改善が求められる。
④全般的な衛生検査
 キャンプ場、レストラン、車での販売については、食品の全般的な衛生、原料の受取りから消費者に手渡すまでの製品の温度管理、場所の清掃及び消毒手順の遵守及び従業員の教育を検査した。1641件の押収及び回収が行なわれた。施設の構造や設備、製品の温度、原料の状態の順で不適正が多く認められた。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス農漁業省
情報源(報道) フランス農漁業省
URL http://www.agriculture.gouv.fr/spip/IMG/pdf/dgaln20068096z.pdf
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