食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01380350294
タイトル WHO、鳥インフルエンザ-世界各国の状況とWHOが報告を受けた鳥インフルエンザのヒトへの感染症例累積数一覧表を公表
資料日付 2006年4月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  WHOは、4月11~13日現在の世界各国の鳥インフルエンザ状況に関するレポートを公表した。概要は以下のとおり。
1.アゼルバイジャンの状況-3(4月11日付)
 英国のWHO協力研究所(WHO collaborating laboratory)で実施した検査で、遡及的にH5N1亜型ヒト感染症例を1件確認した。この症例は17歳の少女で、3月11日に発症した。この少女は両側性肺炎をおこして重篤な病状にあったが、回復して退院した。病気の初期段階でこの少女の臨床症状と予備的結果からH5N1亜型感染と推測されており、その推測に従って治療が施されていた。
 この少女の従姉妹15歳は、同じ日に発症し、重篤な症状で入院していたが、この少女に先立ってWHOによって感染が確認されていた。少女2人は、アゼルバイジャンの8症例のうち7症例が発生しているSalyan rayonのDaikyandに住んでいた。戸別訪問による能動的サーベイランスでは、新たな感染者は発見されていない。
2.インドネシアの状況-9(4月12日付)
 インドネシア保健省は、インドネシア31番目となるH5N1亜型鳥インフルエンザウイルスヒト感染症例を確認した。この症例は、西ジャワで家きん類を扱う作業員として働く男性23歳である。
 この男性は3月20日に発症し、その後回復した。この男性がある農場を訪れる2週間前に家きん類で死亡がみられた。
 これでインドネシアでは研究所で確認を受けた症例は31となり、うち23症例で死亡をみている。
3.エジプトの状況-4(4月13日付)
 エジプト保健省は、WHOに対してエジプト12番目となるH5N1亜型鳥インフルエンザウイルス感染したヒト症例を報告した。この患者はMinufiyahの女性18歳で、4月5日に発症して11日に入院し、現在安定した状態にある。エジプトで発生した他の感染症例同様、この患者の感染は病気の鳥との直接的な接触と結びついている。
 患者から採取したサンプルをエジプト中央公衆衛生研究所とカイロにある米国海軍医科研究センターユニット3(NAMRU-3)で検査した結果、陽性であった。
 エジプトの12症例のうち、3人が死亡し4人が入院中である。5人は回復して退院した。
4.感染者数の累計(4月12日付)
アゼルバイジャン:感染者数8人、内死亡者数5人
カンボジア:感染者数6人、内死亡者数6人
中国:感染者数16人、内死亡者数11人
エジプト:感染者数4人、内死亡者数2人
インドネシア:感染者数31人、内死亡者数23人
イラク:感染者数2人、内死亡者数2人
タイ:感染者数22人、内死亡者数14人
トルコ:感染者数12人、内死亡者数4人
ベトナム:感染者数93人、内死亡者数42人
合計:感染者数194人、内死亡者数109人
http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/country/cases_table_2006_04_12/en/index.html
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) WHO
URL http://www.who.int/csr/don/2006_04_11/en/index.html
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