食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01380320361
タイトル 台湾行政院衛生署FDA準備グループ、週刊情報「薬物食品安全週報」第30号を発行
資料日付 2006年4月13日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  台湾行政院衛生署FDA準備グループ(衛生署内に2005年8月中旬、「行政院薬物食品管理署」(FDA)の設立準備のために設置された機関)の編集による一般向けの週刊情報「薬物食品安全週報」の第30号(第30期)が4月13日、衛生署ホームページ上で発行された。情報源のURLから全文入手可能(PDF版全3ページ)。概要は以下のとおり。
1.パラメトキシメタンフェタミン(PMMA)や2C-B等、薬物の濫用で青春を無駄にするなかれ
2.女性は定期的に子宮頸がんの検査を受けるべき
3.海産物は充分に火を通してから食べ、ビブリオ菌中毒を避けること
 最近公表された研究成果「台湾沿岸における病原性ビブリオの動態分布」によると、台湾沿岸における病原性ビブリオの検出率は25%に達し、海鮮を摂取することにより食中毒になるおそれがあるとして、以下のとおり代表的なビブリオ属菌を紹介している。
①腸炎ビブリオ:潜伏期間は4?96時間。下痢、腹痛、吐き気、嘔吐、頭痛、発熱及び寒気の症状を示す。生の、充分に調理されていない、又は交差汚染を受けた魚貝類により引き起こされる。
②コレラ菌:潜伏期間は6時間?5日間。90%以上の感染者が臨床症状を示さず、又は軽度・中度の下痢を引き起こすに過ぎず、水様性下痢を訴える患者は10%未満。主に患者または保菌者の糞便又は嘔吐物で汚染された水又は食物の摂取により引き起こされる。
 ビブリオ属菌による食中毒の予防方法として、以下6点をアドバイスしている。
①徹底的な水洗い(好塩菌であるため)
②充分な加熱(60℃15分間)
③低温冷蔵
④新鮮な製品の選択。早期消費
⑤生の食品と加熱済み食品を一緒にしない
⑥交差汚染の予防(生食用と加工済み食品用の調理器具や容器を分ける)
地域 アジア
国・地方 台湾
情報源(公的機関) 台湾行政院衛生署
情報源(報道) 台湾行政院衛生署
URL http://www.doh.gov.tw/cht/content.aspx?doc_no=44251
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