食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01380310343
タイトル フランス衛生監視研究所(InVS)、「2004年10月から12月にフランスで発生した乳児用調製粉乳の摂取に関連するEnterobacter sakazakii感染の調査報告書」
資料日付 2006年4月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス衛生監視研究所(InVS)は、2004年10月から12月にフランスで発生した乳児用調製粉乳の摂取に関連するEnterobacter sakazakii感染の調査報告書(全88ページ)を公表した。
 Enterobacter sakazakiiは、稀ではあるが致死率が高い新生児の侵襲性感染症の原因である。2004年の12月初旬、InVSは2つの病院で3人の新生児にE. sakazakii菌による侵襲性感染症が発生したという報告を受けた。この3人はいずれも同じ調製粉乳(商標名Pregestimil)を摂取していた。本調査の目的は、感染流行の規模の推定、その感染源の確認及び管理措置の実施の3点である。
 10月から12月(44週目から51週目)にかけて5つの病院で4人の感染症(2人が髄膜炎で死亡、1人が出血性結腸炎、1人が結膜炎を呈した。)及び5例のコロナイゼーションが発生した。8人の新生児が未熟児又は生まれながらの低体重であった。全ての症例で当該調製粉乳が摂取されていた。全ての症例で摂取されていた当該調製粉乳と同じロットで未開封の31箱からE. sakazakii菌が分離された。症例から分離された株と同じロットの未開封のものから分離された株はパルスフィールド電気泳動では差異はみられなかった。5つの病院のうち1病院が哺乳瓶の衛生的な取扱い手順に重大な欠陥が認められた。全ての病院で調製された粉乳は24時間以内に使用されていたが、管理されていない温度又は4℃を超える温度で冷蔵庫に貯蔵されている場合が多かった。病院で入手したサンプルはE. sakazakii菌には陰性であった。欧州諸国から他の症例の通知はなかった。
 これが、乳幼児用調製粉乳に関連し、製品回収を引き起こしたフランスで初めてのE. sakazakii菌の集団感染症例である。保健従事者は、このような調製粉乳が無菌ではなく、従って慎重に使用し取扱う必要があることを知っておかなければならない。フランスでは、今回の事件を受けて、フランス食品衛生安全庁(AFSSA)が哺乳瓶の準備及び保存に関する衛生勧告を作成した。
 なお、概要は英語版もある。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス衛生監視研究所(InVS)
情報源(報道) フランス衛生監視研究所(InVS)
URL http://www.invs.sante.fr/display/?doc=publications/2006/infections_e_sakazakii/index.html

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