食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01380040105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、清涼飲料中のベンゼンに関する声明を公表
資料日付 2006年4月13日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は4月13日、清涼飲料中のベンゼンに関する声明を公表した。主な概要は以下のとおり。
①FDAは食品と飲料の安全性に最大限の努力を払っており、食品安全に関する疑念には速やかに事実に基づいた情報を提供している。FDAのベンゼン対策をより詳しく説明するために声明を公表することとした。
②発がん性物質であるベンゼンは自然界及び合成により広く存在する。清涼飲料では貯蔵中や輸送中に安息香酸塩とアスコルビン酸からベンゼンが産生されることがあり、2005年11月に一部の清涼飲料から低レベルで検出された。
③これを受けFDAの食品安全・応用栄養センター(CFSAN)が調査を実施したが、大多数の検体が検出レベル以下ないしは米国の水質基準である5ppbレベル以下で安全性に懸念を生じるものではなかった。これらデータについては近々公表する。
④一方、FDAが1995年~2001年に実施した食事調査(Total Diet Study - TDS)では、報道にあるように清涼飲料中のベンゼンレベルがCFSANの新しいデータよりかなり高く、多くの文献や国際的な政府や飲料業界のデータとも整合性がない。現在このギャップの原因を調査中であるが、データに一貫性がないため詳細な調査が重要と考える。
⑤TDSは食品中の汚染物質や栄養素のレベルを測定する調査で、分析手法は複数の残留農薬、汚染物質、栄養素などのためのもので、ベンゼンだけのものではない。TDSにおける分析手法に関する現在進行中の調査では、飲料サンプルの分析に使用される方法によってベンゼンレベルが上昇することが示唆されている。これはTDSのベンゼンデータの信頼性にかかわる問題なので、調査を継続し、完了次第結果を発表する。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL http://www.fda.gov/bbs/topics/NEWS/2006/NEW01355.html
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