食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01370120111 |
タイトル | カナダ食品検査庁、養殖魚肉製品中のマラカイトグリーン及びロイコマラカイトグリーンの許容量に関する暫定ガイドラインを公表 |
資料日付 | 2006年4月5日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | カナダ食品検査庁(CFIA)は3月29日付で養殖魚肉製品に微量に含まれるマラカイトグリーン(MG)とその代謝産物ロイコマラカイトグリーン(LMG)の許容量について、暫定的なガイドラインを魚類及び魚介類の輸入業者と加工業者に通達した。通達の内容は次のとおり。 ①MGまたはLMGが1.0ppbを超過する場合、当該製品は許容されない。適切な規制措置が取られる。 ②MGまたはLMGが0.5ppbを超過し、1.0ppb以内の場合、審査の結果、故意の使用が認められれば、当該製品は許容されない。適切な規制措置が取られる。 ③MGまたはLMGが0.5ppb以下の場合、規制措置は取られない。 カナダ保健省の4月3日付けの発表によると、魚肉製品に微量に含まれるMGとその代謝産物LMGの公衆衛生に対するリスクを測定するため、同省はこのほど科学的評価を実施した。その結果、微量のMGとLMGを含む魚肉を毎日消費しても、健康を害する深刻な事態は起こりそうにないとしている。 この評価とMGが不可避の汚染物質かもしれないという可能性に基づき、同省は暫定措置として、魚類の養殖過程でMGの意図的な使用を調査によって排除する条件で、MGとLMGの含有量が1.0ppb以下の魚肉製品の販売を許可する方針。 MGまたはLMGの含有量が1.0ppbを超える魚肉製品の販売はカナダ国内では認められなくなる。この暫定措置は輸入製品と国内製品の両方に適用される。 MGがどの程度避けられない汚染物質なのか不明であるため、MGの代替物に関する追加調査が今後実施される。そのような調査やサンプリングを通じて科学的データが揃うまで、今回の措置は暫定的なものとする。 今回の措置は、食用魚類に含まれるMGの慎重な使用を促進するカナダ保健省のゼロ含有政策の遵守を促すものであり、微量のMGとLMGを消費することでは健康リスクは起こりそうにないことを認めるものである。 カナダでは、魚類の養殖のどの段階でもMGの使用は認められていない。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | カナダ |
情報源(公的機関) | カナダ食品検査庁(CFIA) |
情報源(報道) | カナダ食品検査庁(CFIA) |
URL | http://www.inspection.gc.ca/english/anima/fispoi/commun/20060329e.shtml |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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