食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01360420314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、「鳥インフルエンザ時代の食品衛生に関するFAQ ― 消費者はどのように自分自身及び家族を守ることができるのか?」3月24日更新版を公表
資料日付 2006年3月30日
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分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、「鳥インフルエンザ時代の食品衛生に関するFAQ ― 消費者はどのように自分自身及び家族を守ることができるのか?」(3月24日更新版/4ページ)を公表した。追加された質問事項(Q12及びQ13)及びその回答は以下のとおり。
Q12.二枚貝及び魚の摂取により消費者は鳥インフルエンザウイルスに感染するのか?
A. 生あるいは十分に加熱されていない二枚貝の摂取によりウイルスがヒトに伝播し、胃腸の感染症を引き起こすことは知られている。それらは大抵、環境に対し強い抵抗性を持つカリシウイルス及びA型肝炎ウイルスである。それとは対照的にインフルエンザウイルスは、環境に対して感受性が高い。表層水のサンプル検査で、塩分濃度が高まるにつれ鳥インフルエンザウイルスの感染性が低下することが確認されている。
 それゆえ消費者が、鳥インフルエンザウイルスに汚染された二枚貝及び魚を介し、鳥インフルエンザに感染するリスクは低いと判断される。
 しかしながら残存リスクがわからないため、鳥インフルエンザウイルスが検出された地域で捕獲された二枚貝及び魚を生で摂取しないようアドバイスする。二枚貝及び魚は調理の際に、少なくとも10分間70℃以上で加熱すべきである。それにより、熱に感受性を持つウイルスは確実に死滅する。
Q13.家きんの糞はまだ肥料として使用できるのか?
A.鳥インフルエンザ封鎖地域外にある農場の、鳥インフルエンザウイルスに感染していない健康な家きんの糞は、引き続き肥料として使用することができる。
 感染した、あるいは感染の疑いのある農場の家きんの糞は、法規に定められた手順で消毒せねばならない。糞は消毒後流通させてはならず、耕地に撒き、直ちに土壌を深く耕せねばならない。感染した糞を、ごみ焼却施設あるいはセメント工場で焼却することも認可されている。
 なお、2007年8月28日付の更新版が公表され、Q3のヒトの感染者が更新されている。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/276/ausgewaehlte_fragen_und_antworten_zur_lebensmittelhygiene_in_zeiten_der_vogelgrippe.pdf
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