食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01360330314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、意見書「二枚貝及び魚によって、ヒトが鳥インフルエンザH5N1亜型ウイルスに感染するリスクはあるのか?」を公表 |
資料日付 | 2006年3月28日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、BfR、フリードリッヒ・レフラー研究所(FLI)及び連邦食品栄養学研究施設(BfEL)の共通見解「二枚貝及び魚によって、ヒトが鳥インフルエンザH5N1亜型ウイルスに感染するリスクはあるのか?」(6ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 1.評価対象 鳥インフルエンザH5N1亜型ウイルスは、感染した鳥の糞を介して伝播しうる。従って、川や湖の表層水もウイルスに高度に汚染されている可能性がある。このような背景によりBfR、FLI及びBfELは、二枚貝及び魚の摂取による消費者へのリスクについて評価した。 2.結論 二枚貝及び魚を介し消費者が鳥インフルエンザウイルスに感染するリスクは総じて低い。 これは、魚及び二枚貝がウイルスに感染した水中の糞に汚染されている可能性があることを考慮して行われた評価である。基本的に貝は、ウイルスを摂取しそれを蓄積する。魚は、ウイルスを汚染された水及び捕獲動物(二枚貝、巻貝、エビ)を介して摂取する。しかし、これに関する研究はない。また現在まで、二枚貝及び魚がインフルエンザA型ウイルスを伝播するとの報告もない。これに加え、鳥インフルエンザウイルスは環境に対して感受性が高く、塩分濃度の増加及び水温の上昇と共にウイルスの感染性は減少する。 しかしながら、上記の理由に基づき、感染リスクを完全に排除することはできない。それゆえ二枚貝及び魚は、調理の際に少なくとも10分間70℃以上で加熱すべきである。それにより、熱に感受性を持つウイルスは確実に死滅する。BfR、FLI及びBfELは、鳥インフルエンザウイルスが検出された地域で捕獲された二枚貝及び魚を生で摂取しないようアドバイスする。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/208/geht_von_muscheln_und_fischen_ein_infektionsrisiko_bezueglich_aviaerer_influenza_a_viren_fuer_den_menschen_aus.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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