食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01360250328
タイトル 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)、鳥インフルエンザに関する田園地方における影響(緊急時対応)について解説を発表
資料日付 2006年3月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)は、鳥インフルエンザに関する田園地方における影響(緊急時対応)について解説を発表した。概要は以下のとおり。
 鳥インフルエンザ(AI)のアウトブレイクの場合は、以下の理由により2001年の口蹄疫(FMD)アウトブレイクと異なり田園地方を立入禁止にしないと述べた。
1.FMDより伝染性が低く、生存期間が短く、空気を介して長距離伝染しない。
2.FMDの教訓から、最新の緊急対応計画があり、特に感染鳥は、焼却処分、レンダリング及び認定埋立地での埋葬により廃棄し、農場での処分は実施しない。
3.この計画には、田園地方の社会、経済及び環境等に配慮した柔軟な緊急対応を含んでいる。
4.法的な拘束力も異なっている。
 緊急時対応については、以下の解説がなされている。
1.土地の立入禁止
 感染の周辺地域の最低3km以内の土地への立入禁止を実施する予定である。
2.田園地方への訪問
 不必要に田園地方への訪問を制限する必要はなく、疾病の防止に必要な場合他の要件と共に検討し、事前に関連の情報サイトへ公表する。
3.経済性への影響
 アウトブレイクが発生した場合、家きんの移動制限、鳥類の屋内での飼育等の措置が講じられ、産業界への影響が予想される。現在、産業界とその際の対応について協議を継続中である。輸出は大きく制限され、国内消費には一時的な影響が出ることが予想される。
4.狩猟及び他の活動
 狩猟については、現在は制限はされていない。アウトブレイクが発生した場合は感染地域周辺の10km以内の狩猟は禁止される。
 2005年10月に実施された鳥類の展示等の禁止措置は、12月以降、許可制の下で解除されている。
5.アウトブレイクで生じるストレスへの対応
 地方ストレス行動計画作業グループ(Rural Stress Action Plan Working Group)を中心としたいくつかの機関が対応する。
6.現在出来る事前注意事項
 現在、特に制限はないが、必要なヒトのみが生物学的安全性を確保した装備で家きん施設に出入りし、汚染した衣服や履き物で間接的に疾病の拡散の防止に努めることが勧められる。
 また、訪問者は農場の動物や家きんへ食物を与えたり、付近に食物を放置すべきではない。
 更に、鳥類の糞、病気又は死亡した鳥類への接触を避けることを助言する。
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)
情報源(報道) 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)
URL http://www.defra.gov.uk/animalh/diseases/notifiable/disease/ai/rural/index.htm
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