食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01350640295
タイトル FAO、「BSEは世界で減少傾向にある」
資料日付 2006年3月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  FAOは、3月23日付「BSEは世界で減少傾向にある」を公表し、減少の程度が急激なことを好ましいとした。概要は以下のとおり。
 世界の牛海綿状脳症(BSE)症例は、過去3年間にわたって年約50%という割合で減少している。FAOと密接に作業しているOIEの数字によれば、2004年の878頭、2003年の1
,646頭と比べて、2005年では474頭がBSEで死んだに過ぎなかった。1992年のピーク時には数万頭が死亡している。
 2005年、世界でヒト型BSEと考えられている変異型クロイツフェルト-ヤコブ病(vCJD)を原因とするヒトの死亡は5症例に過ぎない。この5症例は全て英国である。英国はこの病気に最も感染した国で、2004年には9人、2003年には18人の死亡が記録されている。
○警戒はまだ必要
 FAOのAndrew Speedy畜産専門官は、「BSEが減少しており、BSEを防止するために導入した数々の取組の有効性は明白である。しかしながら、今後の成功は、我々がたゆまずこれらの取組を世界中に適用し続けること如何にかかっている」と述べた。
 FAOは、BSEの検出と制御の際の科学的アプローチの重要性を強調するものである。これで感染諸国からBSEを撲滅し、非感染諸国にBSEを発生させないことを保証できる。
 続けてSpeedyは、「重要なのは、牛の誕生から出荷にいたる全ての形跡を明確にする追跡システム(tracking system)である。このシステムは欧州では採用されているが、欧州以外では多くの諸国が実施しなければならない」と述べた。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際連合食糧農業機関(FAO)
情報源(報道) FAO
URL http://www.fao.org/newsroom/en/news/2006/1000258/index.html
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