食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01340150314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、意見書「ベビーフード調理用の水のウラン許容量に関する勧告の訂正」を公表 |
資料日付 | 2006年3月3日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、連邦放射線防護庁(BfS)及びBfRの共通見解「ベビーフード調理用の水のウラン許容量に関する勧告の訂正」(6ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 ミネラルウォーター及び食卓用ミネラルウォーター規則(MinTafWV)の第4次改正草案で、ベビーフード調理用と明示される水のウラン許容量を0.2μg/Lと設定する予定であるが、BfRはそれに対する見解を求められた。 BfRは2005年5月にミネラルウォーター中のウラン許容量について評価し、以下のように結論した。 ①成人については微量のウランは許容できる ②ベビーフード調理用と明示される水にはウランが検出されるべきではない(ウラン検出限界:0.2μg/L) これは、ウランの放射能及びその発がん作用について明らかではないために、予防的理由により行ったリスク評価であった。 その後、連邦放射線防護庁(BfS)との意見交換により、ミネラルウォーターによる自然放射線暴露においてウランはそのごく一部を占めるにすぎない(幼児の場合約0.3%)ことが明らかとなった。現在はミネラルウォーター中のウランに関するリスク評価において、ウランの放射毒性ではなく腎毒性(化学毒性)が問題とされている。 このような理由によりBfRは過去の評価を再検討し、ベビーフード調理用と明示される水のウラン推奨許容量を2μg/Lに訂正する。 評価の更新を機にBfRは、リスク評価の見地からはベビーフードの調理にミネラルウォーターを使用する理由は全くないことを指摘しておく。飲料水供給施設から供給される飲料水は、ドイツで最も検査の行き届いた食品であり、ベビーフードの調理に適している。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/208/bfr_korrigiert_hoechstmengenempfehlung_fuer_uran_in_waessern_zur_zubereitung_von_saeuglingsnahrung.pdf |
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掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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