食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu01330770111 |
| タイトル | カナダ食品検査庁(CFIA)、モンサントカナダ社の家畜飼料用遺伝子組換えとうもろこしMON88017に対する暫定評価決定書 |
| 資料日付 | 2006年3月8日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | カナダ食品検査庁(CFIA)は3月7日、モンサントカナダ社が申請していた遺伝子組換え(GM)害虫抵抗性及び除草剤耐性の家畜飼料用とうもろこしMON88017系統について、その環境リスクと飼料適性は従来品種と実質的に同等であると評価し、2006年2月20日から2007年4月1日までの期間限定で承認する評価決定書を公表した。期間の延長については、今回の評価で申請者に提出を課した昆虫抵抗性管理プラン(insect resistance management plan (IRMプラン))の追加成績の提出を待って、改めて評価することとなる。 GMとうもろこしMON88017系統は、cry3Bb1害虫抵抗性遺伝子と、cp4epsps除草剤耐性遺伝子の2遺伝子を保持するバイナリープラスミドベクターをAgrobacterium tumefaciens介在性形質転換法によりとうもろこしに導入することによって開発されたものである。この内、cry3Bb1害虫抵抗性遺伝子はBacillus thuringiensis var.kumamotoensisが芽胞形成時に生成する殺虫性エンドトキシンで、根きり虫(Diabrotica spp.)等の甲虫類の消化管内で細胞融解を起こす殺虫成分(一般にB.t.と呼ばれる)の遺伝子である。とうもろこしへの形質転換に当たってはこれの合成遺伝子を使用している。 一方、cp4epsps除草剤耐性遺伝子はAgrobacterium sp.CP4の生産する5-エノールピルビルシキミ酸-3-リン酸合成酵素(EPSPS)の遺伝子で、CP4EPSPSたん白質は除草剤ラウンドアップの有効成分であるグリホサートに対して耐性を示す。 モンサントカナダ社は本申請に当たり形質転換法、挿入遺伝子サイト、遺伝子コピー数、遺伝子発現レベル、挿入および制御遺伝子シーケンス等の分子生物学的データ、生成たん白質の毒性・アレルゲン性、各種野外試験結果と環境への影響試験、種子休眠性、植物活性力、成熟性、開花期間、害虫感受性、種子生産性といった作物特性、種子のアミノ酸や脂肪酸等の栄養成分分析、給餌試験等のデータを提出し、CFIAは新規植物の環境安全性に関する評価基準Dir94-08及び、新規飼料評価指針Dir95-03に従ってこれらのデータを検討・評価した。 この結果、GMとうもろこしMON88017系統は環境に対するリスクと安全性の点では従来作物と実質的に同等であるとの評価がなされた。しかし、甲虫類は従来から化学的殺虫剤に対して耐性を獲得していくことが知られていることから、GMとうもろこしMON88017系統の生成する殺虫性Cry3Bb1たん白質に対する耐性獲得に関するデータを追加提出することを求めてIRMプランの実行とデータ提出を課し、それが提出されるまでの期間限定の承認が行われたものである。 なお、今回の評価は家畜飼料を目的としたものであり、食用を目的とした評価はカナダ保健省で2006年2月17日になされているが、その資料は現在のところ未公開である。 |
| 地域 | 北米 |
| 国・地方 | カナダ |
| 情報源(公的機関) | カナダ食品検査庁(CFIA) |
| 情報源(報道) | カナダ食品検査庁(CFIA) |
| URL | http://www.inspection.gc.ca/english/plaveg/bio/dd/dd0657e.shtml |
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