食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01320130105
タイトル 米国食品医薬品庁、カット野菜/果物の安全な製造のためのガイダンス(案)を作成
資料日付 2006年3月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)はカット野菜/果物の製造過程で発生する微生物による食品安全危害を最小化するためのガイダンス(案)を作成し、意見募集のため発表した。
 カット野菜/果物は生鮮食品産業における最も成長の著しい分野で、このガイダンスにより健康危害を削減する方法について明確な指導を得ること、食品安全を推進する助けとなることが期待される。
 カット野菜/果物は自然に存在する皮などの外部バリアが破壊されることにより微生物の汚染と増殖のリスクが高まる。
 ガイダンス(案)では
①作業員の健康と衛生
②訓練
③建物と設備
④衛生的な作業
⑤カット野菜/果物製造工程管理(製品使用、包装、貯蔵、輸送)
⑥記録、リコール、追跡調査に関する勧告
が網羅されており、現行の適正製造規範(GMP)規則を補足するものとなっている。
 FDAは生産者、パッカー、流通業者、輸送業者、輸入業者、輸出業者、小売業者、フードサービス、消費者というサプライチェーン全体を通した安全手順の導入を促している。これらには以下も含まれている。
①社員が病気の症状について始業・訓練前に管理者へ報告するよう社としての方針を策定する。
②感染症の典型的な兆候/症状が判断できるよう、怪我の場合適切な応急処置により傷が保護できるよう、そして怪我や病気が完治するまで決して生鮮野菜・果物、カット工程、機械・施設などで仕事をさせないよう管理者を訓練する。
 更にガイドラインはカット工程に予防的管理のためHACCPの導入を検討するよう勧告する。消費者も器具や手を清浄に保ち、消費期限を守るなどの適切な取り扱いによりリスクを低減できる。
 ガイドライン(案)(45ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.cfsan.fda.gov/~dms/prodgui2.html
 Federal Register(官報)での掲示は以下のURLから入手可能。
http://www.fda.gov/OHRMS/DOCKETS/98fr/E6-3084.pdf
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL http://www.fda.gov/bbs/topics/NEWS/2006/NEW01328.html
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