食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu01310020314 |
| タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、意見書「食品中で安息香酸からベンゼンが生成される可能性の示唆」を公表 |
| 資料日付 | 2006年2月22日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、意見書「食品中で安息香酸からベンゼンが生成される可能性の示唆」(7ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 ベンゼンは、消費者が主に呼吸により取り込む環境汚染物質である。ベンゼンは汚染された飲料水や食品中にも存在する。主にベンゼンは、ガソリンから車の排気ガスを介して放出される。ベンゼンには発がん性及び生殖細胞毒性がある。現在の知見では、無毒性量を示すことはできない。毒性学的閾値を示すことのできない全ての発がん性物質と同様に、予防的消費者保護の見地より、ベンゼン摂取もできる限り低減あるいは回避すべきである。 非アルコール清涼飲料中で、アスコルビン酸が存在する場合に安息香酸から微量のベンゼンが生成される疑いがある。安息香酸及びアスコルビン酸は、表示が義務付けられた食品添加物である。安息香酸(E210)は保存料で、天然にもクランベリーなどに存在している。非アルコール香料添加飲料(乳飲料を除く)は、安息香酸を150mg/Lまで添加してよい。アスコルビン酸(E300)には最大量が設定されていないが、GMP(優良製造規範)に従い、効果に不可欠な量のみ使用することができる。アスコルビン酸は天然成分(ビタミンC)として、多くのベリー類や果実などに存在している。 様々な濃度の安息香酸及びアスコルビン酸を含む清涼飲料及び果実ジュースの調査で、微量のベンゼンが生成し得ることが示唆されている。実験室では、特定の反応条件下で安息香酸からベンゼンが生じることが証明されている。その際、両添加物の濃度、銅や硫酸塩など特定の鉱物の存在(それらはベンゼン生成の際に触媒として働く)、飲料のpH、貯蔵温度、紫外線の影響など様々な要因が関与する。当該食品で実際にベンゼンが生成されるのか、またその程度について、現在提出されているデータからは確実な評価はできない。 清涼飲料からのベンゼン暴露に関する健康影響評価のためには、他のベンゼン暴露源からの暴露との比較が必要である。提出されている化学分析データからは、ヒトのベンゼン総摂取量に影響する量のベンゼンが清涼飲料中で生成されるかどうか、それにより健康リスクが高まるかどうかを評価することはできない。それゆえBfRは現時点では、想定されるリスクを評価できない。 BfRは連邦食糧農業消費者保護省(BMELV)に対し、飲料及びその他の食品中のベンゼン量、安息香酸量、アスコルビン酸量について、提出されたデータを収集するよう、各州食品監視当局に依頼するよう勧告する。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | ドイツ |
| 情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| 情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| URL | http://www.bfr.bund.de/cm/208/hinweise_auf_eine_moegliche_bildung_von_benzol_aus_benzoesaeure_in_lebensmitteln.pdf |
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