食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01300760305
タイトル EU、遺伝子組換え体(GMO)に関するEUの立場を擁護するプレスリリースを発表
資料日付 2006年2月15日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州委員会は2月7日、遺伝子組換え体(GMO)に関するEUの立場を擁護するプレスリリースを発表した。概要は以下のとおり。
①GM技術については、国際機関における合意を基に、厳格な規制・監視を継続していく必要がある。さもなければ、未認可のBt10が米国のフードチェーンに入るような昨今の不祥事を今後も防止できない。
②EUは安全なGM製品を禁止していない。現在30種以上を認可している。またEUはGMOの輸入大国でもある。GM製品の承認を停止しているとの米国の主張は、明らかに虚偽である。
③WTOのGMOに関する目標は役に立たず科学的根拠がない。米国は2003年5月、カナダとアルゼンチンの賛同を得て、EUのGMO認可をめぐりWTOに提訴した。3ヶ国の提訴内容は単純であったが、WTOの結論内容は複雑で、しかも科学者の意見を聴取していない。
④米国は、EUの認可制度は厳格すぎ、時間がかかりすぎると主張する。また、自国で安全とみなされたGMOは、世界中で安全であると信じているように思われる。EUは、国民がどんな食物を摂取すべきかを決定するのは、当事国でありEUでもあると思量する。米国は、WTOを舞台に敵対的な手順を踏むのではなく、国際的な法的枠組の中で協調的な取組方をすべきである。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) 欧州連合(EU)
URL http://europa.eu.int/rapid/pressReleasesAction.do?reference=MEMO/06/61&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en
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