食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01300440149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、発展途上国からEUへの口蹄疫流入リスク及びリスク減少の評価に関する科学パネルの意見書を公表
資料日付 2006年2月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  1991年から2001年にかけてEUに流入・蔓延した口蹄疫について、その要因や状況は今日でも変化が無い。それゆえ、EU域外からの口蹄疫流入に対して、EUは無防備であると言える。地理的・民族的・社会学的・文化的な要因により、合法・非合法を問わず、動物及び動物製品のEU域内への輸入が増加しているため、EUへの口蹄疫流入リスクはむしろ高まっているとも言える。
 中東からEUへの生体動物の輸入が主なリスクではあるものの、東南アジア・中国・南アジアからのケーシングなど動物製品の輸入もリスク要因となっている。それゆえ、これらの国々における口蹄疫感染を減少させることは、結局は、EU域内での口蹄疫蔓延を減少させることに繋がる。口蹄疫は特定の条件さえ整えば、十分、コントロール可能なことが証明されているため、地域単位での撲滅措置の設定、国際的・強調的な調査活動、安全な輸出入の推進などを通じ、EUだけではなく他の感染地域においても口蹄疫への感染減少が達成できると考えられる。
 ただし、上記の諸対策の実施から実際に効果が現れるには、20年から30年という長い時間が必要だと考えられるため、これらはEUの現行政策からの転換というよりも、あくまでも現行政策の補完と考えるべきであろう。
 なお、本文は以下のURLから入手可能。
http://www.efsa.eu.int/science/ahaw/ahaw_opinions/1357/ahaw_op_ej313_fmd_en1.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.eu.int/science/ahaw/ahaw_opinions/1357_en.html
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