食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01300080108
タイトル 米国環境保護庁、有機塩素系殺虫剤リンデン及び他のヘキサクロロシクロヘキサン(HCH)異性体のリスク評価を公表し、リスク削減の方法を含め意見を募集
資料日付 2006年2月13日
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概要(記事)  米国環境保護庁(EPA)は有機塩素系殺虫剤リンデン及び他のヘキサクロロシクロヘキサン(HCH)異性体のリスク評価をFederal Register(官報)に公表し、リスク削減の方法を含め意見募集を実施した。
 米国では現在、リンデンは大麦、とうもろこし、オーツ麦、ライ麦、ソルガム、小麦の種子の処理に使用されており、HCH異性体はリンデンの副生成物である。リンデンは1970年代以降米国では製造されていないが、ルーマニアとインドで製造されている。
 リンデン及びHCH異性体は環境下を移動し、長期間の大気圏移動により北極地域に蓄積されており、当該地域では空気、水、地下水、堆積物、土壌、氷、雪塊氷原、魚類、野生動物、ヒトから検出されている。EPAの評価では、カリブー、アザラシ、鯨などに食原料を依存しているアラスカの一部集団でα、βHCH異性体による食事からの暴露のリスクの可能性が示唆されている。
 EPAは2002年7月31日にリンデンの再登録資格決定(RED)を完了し、一定の条件の下に、上記6作物の種子への使用を認めている。条件の一つとしてEPAがリンデンの食品中の許容量を決定することができるとされている。又、REDに対しHCH異性体も含めるべきとの意見が寄せられた。これらを踏まえ今回のリスク評価にはHCH異性体への暴露によるリスクも考慮した。
 農薬リンデンのリスク評価書他関連文書は以下から入手可能。
http://www.epa.gov/oppsrrd1/reregistration/lindane/
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/環境保護庁(EPA)
情報源(報道) 米国環境保護庁(EPA)
URL http://www.epa.gov/oppfead1/cb/csb_page/updates/lindane-riska.htm
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