食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01300010361
タイトル 台湾行政院衛生署、トランス脂肪酸のみならず油脂全体の摂取量を減らすよう注意喚起。今後1年以内の表示義務付けを検討
資料日付 2006年2月9日
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分類2 -
概要(記事)  台湾行政院衛生署は2月9日、「衛生署は市民に油脂を多く摂取しすぎないよう注意を喚起する」と題する記事を公表した。これによると、トランス脂肪酸の健康影響について同署は以前より重視し、すでに業界と協力して製造工程を改善しているが、食生活においてはトランス脂肪酸及び飽和脂肪酸の摂取量に注意を払うだけでなく、これら脂肪酸を含めた全ての油脂を摂取しすぎないようにすることが大切であるとしている。
 記事の中で同署が説明する、トランス脂肪酸の性質及び食品中の含有量等は以下のとおり。なお、同署は今後1年以内に公告を発し、包装食品のトランス脂肪酸の表示義務化の実施について検討する旨も明らかにしている。
①同署薬物食品検査局が台北市の主なファーストフードチェーンの使用する調理油及び国産の主な油脂製品中のトランス脂肪酸含有量について2003年に実施した検査によると、25サンプル中6サンプルが未検出で、残り19サンプル中の含有量は0.8%?33.9%であり、欧米諸国の0.2%?60%に比べて大きな差はなかった。
②現在、トランス脂肪酸の表示を義務付けている国は決して多くなく、2003年1月1日にカナダが公告を発したのが最初である。米国FDAも2003年7月11日に表示を義務付ける公告を発し、2006年1月1日から全面的に施行された。
③自然に存在するトランス脂肪酸は決して多くなく、一部の動物性油脂に少量含まれるに過ぎない。油脂加工の際の水素添加で生成されるため、含有量は水素添加の程度により決まり、マーガリン及びフライ油に比較的多く含まれる。同署は2005年に、製造工程を改善して油脂中のトランス脂肪酸含有量を減らすか、又は品質検査を実施して含有の旨を表示するよう、製油業者に要請した。
④油脂の摂取過多は、心臓・血管系疾患や肥満、がん等の生活習慣病への罹患率を高めるリスク因子であるため、トランス脂肪酸又は飽和脂肪酸のみならず、油脂全体について多く摂取しすぎないことが大切である。そのためには食生活全体に注意を払い、調理方法においても極力、油を使用せず蒸したりゆでたりすることが肝要である。また、バター等の食品を選ぶ際は表示に着目し、「水素添加」「部分水素添加」(hydrogenate)等の表示はトランス脂肪酸が含まれていることを意味するため、これら表示のある食品の選択を減らすよう、呼びかけている。
地域 アジア
国・地方 台湾
情報源(公的機関) 台湾行政院衛生署
情報源(報道) 台湾行政院衛生署
URL http://www.doh.gov.tw/cht/content.aspx?doc_no=43705

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