食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01290720342
タイトル フランス農漁業省・経済財政産業省、「検査機関による恒常的サーベイランス計画の枠組みで家畜の飼料からカドミウムを検出」を公表
資料日付 2006年2月9日
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分類2 -
概要(記事)  フランス農漁業省及び経済財政産業省は、家畜の飼料から高濃度のカドミウムが検出された旨の声明を発表した。
 2005年12月末に経済財政産業省競争消費不正抑止総局は、2005年6月に製造された牛用のミネラル飼料に異常な量のカドミウムを検出した。毎年同局の検査機関は、EU連携検査プログラムの枠組みで1万件の分析を実施している。同検査機関の調査から硫酸亜鉛が疑われ、製品のトレーサビリティにより納入業者までさかのぼり、取引先、ロット及びカドミウムの量を特定することができた。
 このカドミニウムは中国から輸入した硫酸亜鉛に由来し、微量元素としてわずかな量を飼料に混ぜて使用している。カドミウムの含有が疑われる硫酸亜鉛の量は120トンで、うち68トンは7県10企業が2004年9月から2005年7月までに飼料用に商品化しており、11トンは飼料以外の用途に使用され、41トンは商品化されず、現在留め置かれている。
 欧州委員会は2006年1月27日に食品と飼料に関する緊急警報システム(RASFF)を通して、また同日開催されたフードチェーン常任委員会で報告を受けた。
 分析の結果、カドミウムの含有量は飼料によって異なることが明らかになった。未だ企業に在庫として残っているカドミウム含有飼料については、留め置きされており、分析の対象となる。既に配送された飼料については、該当する農場を特定するために追跡調査が行なわれた。獣医機関は、カドミウムを含有する疑いのある家畜の部位(肝臓・腎臓)をフードチェーンから排除するために必要な措置を講じている。
 AFSSAには、リスク分析及び消費者の暴露に応じた安全化対策を評価するよう依頼した。
EUの入り口で衛生検査を担当する国境検査所に、中国から輸入した硫酸亜鉛の全ロットについてカドミウム含有量の体系的検査を実施するよう指示が与えられた。業者には、中国産硫酸亜鉛のカドミウムについて自主検査を強化することが要請された。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス農漁業省
情報源(報道) フランス農漁業省
URL http://www.agriculture.gouv.fr/spip/leministere.leministrelecabinet.communiquesdepresse_a5710.html
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