食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01290700336
タイトル オランダ農業・自然・食品安全省、家畜飼料のダイオキシン汚染に関する下院議長宛報告文書(第2信)を公表
資料日付 2006年2月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  オランダ農業自然食品安全省は2月8日、家畜飼料のダイオキシン汚染に関する同省ヴェールマン大臣の下院議長宛調査報告文書(第2信)を公表した。概要は以下のとおり。
①1月30日付第1信で報告した隔離閉鎖した250ケ所の家畜飼育農場の内、その後の調査により100農場の閉鎖を解除した。それらの農場で飼育されていた家畜をと畜し、それらの豚肉と鶏卵を分析した結果、ダイオキシンが検出されないことが判明したことによる。他の農場についてはなお分析中である。
②閉鎖解禁作業を迅速に進めるために、ダイオキシン汚染飼料の使用頻度が高い高リスク農場から順に対象農場を分析し、基準値以下のダイオキシンが検出された低リスク農場は解禁していく方式で実施した。
③実施に当たっては、農場を豚肉生産者、雌豚生産者、子豚生産者、家禽農場、小規模家禽飼育農家に分類した。また各農家について、飼料混合メーカーであるBouman社の一方のサイロにダイオキシンが高濃度に汚染した豚脂が混在していたことから、同社の2基のサイロ毎に調合された飼料について農家での使用状況を区別し、分析した。
④この結果、ダイオキシン汚染の最も高いサイロ(西サイロ)の豚脂から調合した飼料で飼育した豚の豚肉でダイオキシンの基準値をわずかに上回る値が検出された。即ち、これらのと畜豚3試料からは、基準値1.0pgTEQ/gよりも高い1.3および1.5pgTEQ/gが検出された。また、汚染豚脂の混合率の多少によっても分析した。これらの分析値からダイオキシン基準値を上回る値を示した豚群は全て食品経路から除外した。
⑤今回のダイオキシン汚染事故により、韓国は2006年1月27日、2005年11月14日以降にと畜、処理した豚および加工豚肉の輸入を禁止し、2006年2月2日には台湾が一時的輸入禁止を、日本は2005年11月15日以降にと畜した豚肉の輸入を禁止した。さらに、イタリアは食肉加工分野にオランダ産豚と豚肉製品のボイコットを呼びかけていたことから、オランダの関係者は2月7日に同国を訪問し、詳細な情報を説明することにより、ボイコット運動を阻止することが出来る見通しである。
地域 欧州
国・地方 オランダ
情報源(公的機関) オランダ農業・自然・食品安全省(LNV)
情報源(報道) オランダ農業・自然・食品安全省(LNV)
URL http://www9.minlnv.nl/servlet/page?_pageid=106&_dad=portal30&_schema=PORTAL30&p_item_id=119511
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