食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01290230111
タイトル カナダ食品検査庁(CFIA)、メキシコ産カンタロープ(メロンの一種)輸入要件を強化
資料日付 2006年2月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  カナダ食品検査庁(CFIA)は2月6日、メキシコ産カンタロープ(メロンの一種)の輸入要件を変更・強化する旨を公表した。本件に関する背景と輸入要件の強化の概要は以下のとおり。
1.背景
(1)1990年以降、メキシコ産カンタロープを原因とするサルモネラ症が米加両国で800件以上発生している。2001年4月と2002年5月にはSalmonella Poonaに汚染された輸入カンタロープにより両国で多数の食中毒が発生し、死亡者が発生する事態に至った。
(2)2002年10月以降、CFIA及び米国農務省は輸入警報を発することとし、これに応えてメキシコ政府は適性農業規範(GAP)と適性製造規範(GMP)に基づいたカンタロープ証明計画を策定した。
(3)その後、CFIAはメキシコにおける本計画の実施状況を検証すること等により、米加両国で本果実による食中毒の発生は見られていない。
2.輸入要件とその強化
(1)現在、果実・野菜規則に定める輸入果実に対する一般的要件(非汚染品、無害虫、無毒性等)に加え、メキシコ産カンタロープの輸入に関しては上記のカンタロープ証明計画に従って、①CFIAはメキシコ政府認定の企業からの輸入しか許可しないこと、②当該企業には総合的製品遡及システムが整備されていることが要求されている。
(2)今回はこれらの要件に加えて以下のような要件を追加した。
①CFIAは全てのメキシコ産カンタロープに対する輸入警報(Import Alert)を維持する。
②輸入カンタロープが国境に到った時点で、カナダ国境サービス局(CBSA)は該当産品の販売確認証(COS)をCFIA輸入サービスセンターにファックス送信する。
③COSにメキシコ政府が認可している企業名が記載されている場合はカナダ国内での販売が許可される。認可企業名が記載されていない場合、CFIA検査官は当該積荷を直ちに差し止め、カナダ国外への移動を要求する。
④CFIA検査官はメキシコ産カンタロープの輸入荷載につき、輸入要件の遵守状態を確認する。輸入要件を満たしていない場合は当該積荷を直ちに差し止め、カナダ国外への移動を要求する。市場にあって輸入要件を満たしていないカンタロープはリコールの対象とする。
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ食品検査庁(CFIA)
情報源(報道) カナダ食品検査庁(CFIA)
URL http://www.inspection.gc.ca/english/plaveg/fresh/mexcane.shtml
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