食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01290190316
タイトル ドイツ連邦消費者保護食品安全庁(BVL)、報告書「植物性食品中のダイオキシン及びPCBに関する全国調査(2004/2005期)」を公表
資料日付 2006年2月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦消費者保護食品安全庁(BVL)は、報告書「植物性食品中のダイオキシン及びPCBに関する全国調査(2004/2005期)」(79ページ)を公表した。
 本調査は、ドイツの植物性食品中のダイオキシン及びPCB汚染を調査するもので、連邦環境・自然保護・原子炉安全省の環境調査計画の一環として、2004年4月~2005年7月に実施された。調査結果は、EUのダイオキシン及びPCBモニタリングデータに組み込まれる。
 調査及び結果の概要は以下のとおり。
1.検査食品(10品目)
(1)地下野菜:にんじん、じゃがいも
(2)地上・土壌に近い果実:カリフラワー、ズッキーニ、イチゴ
(3)土壌に近い葉野菜:レタス、キャベツ
(4)土壌から離れた青果:豆、りんご、穀類
2.サンプリング(10品目×10ヶ所=100ヶ所)
 各検査食品を、ドイツ北部、東部、中部、西部、南部で、バックグラウンド地域及び大都市地域から採取した。
3.結果
(1)ダイオキシン検出最大量:0.06pgWHO-PCDD/F-TEQ/g新鮮重量(EU行動指針値:0.4pgWHO-PCDD/F-TEQ/g)
(2)ダイオキシン様PCB検出最大量:0.04pgWHO-PCDD/F-TEQ/g新鮮重量(EU推奨行動指針値:0.2pgWHO-PCDD/F-TEQ/g)
(3)ダイオキシン+ダイオキシン様PCB検出最大量:0.1pgWHO-TEQ/g新鮮重量
(4)非ダイオキシン様PCB(インジケーターPCBの総量)検出最大量:1.2g/kg新鮮重量
 果物、野菜、穀類中のダイオキシン及びPCB検出量は、EU行動指針値を大幅に下回っていた。他の野菜と比較し、ズッキーニのダイオキシン及びPCB含量が若干高かった。以前の調査でも、ズッキーニが土壌からダイオキシンあるいはPCBを他の野菜より多く吸収することが示されていた。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL)
情報源(報道) ドイツ連邦消費者保護食品安全庁(BVL)
URL http://www.bvl.bund.de/nn_491658/DE/01__Lebensmittel/00__doks__download/dioxinbericht
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