食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01280540450
タイトル EU、改善が図られる「Epidemic intelligence (流行病情報)」について
資料日付 2006年2月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  EUのEurosurveillanceは、現在、欧州疾病予防管理センター(ECDC)を中心として準備が進められている「Epidemic Intelligence (流行病情報)」体制について解説している。概要は以下のとおり。
 Epidemic Intelligenceとは、適切な公衆衛生措置を勧告するために、潜在的な衛生上の脅威を早期に識別・検証・評価・調査する業務に関係したすべての活動と定義できる。すべての欧州諸国でこの用語が使われているわけではなく、言語によっては翻訳すると誤解を招く恐れもあるが、代わりとなる用語が各国・言語で定まるまでこの用語が使用されよう。
 国及び地域の既存の疾病サーベイランス・システムは、恒常的に収集している既知の疾病指標の中から異常な事象を識別することにより、潜在的な脅威に関する情報を提供している。新たな取組は、これまでに知られていない脅威を発見するサーベイランス・システムの能力改善がねらいであり、症候群・死亡率・医療機関の利用状況(緊急入院・薬剤処方等)・行動・リスク曝露のモニタリングなどが含まれる。
 既存のサーベイランス機関は、インターネット、電子メール、ネットワーク等を利用してサーベイランス・システムを補完している。これらの手段に加えて、今後国際衛生規則(International Health Regulations:IHR)が改訂され、国際的な関心事となる事象について発見・評価・通知・報告することが義務づけられる予定であるため、Epidemic Intelligence活動に一層はずみがつくとみられる。ECDCは現在、この改訂IHR要件をアラート通知手順に組み入れるべくWHO欧州事務局と協働している。
 ECDCは、全欧州諸国に適用可能なEpidemic Intelligence体制の構築を目指して、各国の関係機関、欧州委員会及びWHOと協調し、今後も作業を進める。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) -
情報源(報道) Eurosurveilance
URL http://www.eurosurveillance.org/ew/2006/060202.asp#3
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