食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01270530111
タイトル カナダ食品検査庁(CFIA)、「2003-2005年における北米で発生したBSE牛に関するカナダの評価・パートⅡ」を公表
資料日付 2006年1月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  カナダ食品検査庁(CFIA)は1月23日、「2003-2005年における北米で発生したBSE牛に関するカナダの評価・パートⅡ」に関する報告書を発表した(全32ページ)。概要は以下のとおり。
1.背景と目的
(1)2003年5月から2005年7月の間に、北米大陸で5頭のBSE牛が確認された。北米大陸へのBSE感染因子の移入は、1980年代に英国から少数頭の発症前BSE感染牛が輸入され、これら感染牛が1991年から1992年にかけてレンダリングされることによって北米の飼料生産システムが感染因子に汚染されたのではないかというのがカナダの専門家が考えている仮説である。
(2)本報告書では、5頭のBSE患畜に共通する要因を考察することにより、①ほとんどのBSE牛がカナダ西部の一定の地理的範囲内で出生した牛に限られる理由、②BSE牛が特定の期間内に出生した理由、並びに③これらの情報を通じて北米大陸になお残存するBSEレベルに関して得られる示唆を考察することを目的としている。
2.BSEクラスター説
(1)米加両国にまたがる飼料ゾーンというものがある。ここでは地理的に近接する範囲内に家畜飼養農場、レンダリング施設、飼料工場等が所在し、飼料の流通・経済関係が緊密である。このため、この地域の飼料システムにBSE感染因子が入ると、区域内の牛は汚染飼料に非常に曝露されやすくなる。このような状況下で数年後には曝露した牛からBSE牛の地理的クラスターが出現することとなる。
(2)時には感染牛、汚染レンダリング産品あるいは汚染飼料が飼料ゾーン間を移動し、別の場所にBSEクラスターが生まれることとなる。
(3)北米で発生したBSE牛の最初の4例はカナダ西部の2ヶ所のBSEクラスターに属するものと考えられる。米国で発生した5例目のBSE牛は、これらとは別のBSEクラスターがテキサス州内に存在する徴候を示しているといえる。
(4)専門家は、1991年から1992年にかけて感染した1頭以上の牛が、その発症にいたる十分な期間生存し、1996-1998年前後にレンダリングされ、北米飼料システムに移入したものと考えている。このことは米加両国で反すう動物フィードバンが1997年から実施されたこととも一致する。
(5)最初の4例は1996年10月から1998年3月にかけて出生した牛であり、これは北米における2番目のクラスターを示している。
3.結論
(1)北米大陸へのBSE移入経過を正確に把握することは不可能である。しかし、2003年から2005年にかけてBSEが発生したことは、この疾病の展開について上述の仮説を支持するものといえる。
(2)更に、多くの情報が北米大陸におけるBSEの水準はきわめて低いものであるということを支持している。
(参考)
 本件については、2003年7月に発表された「Narrative Background to Canada’s Assessment of and Response to the BSE Occurrence in Alberta」をパートⅠとしている。この報告書は以下のURLから入手可能。
http://www.inspection.gc.ca/english/anima/heasan/disemala/bseesb/ab2003/evale.shtml
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ食品検査庁(CFIA)
情報源(報道) カナダ食品検査庁(CFIA)
URL http://www.inspection.gc.ca/english/anima/heasan/disemala/bseesb/eval2005/evale.shtml

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