食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01260270294
タイトル WHO、「鳥インフルエンザ-インドネシアの状況」及び「WHOが報告を受けた鳥インフルエンザのヒトへの感染症例累積数」などを公表
資料日付 2006年1月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  WHOは、1月23日付「鳥インフルエンザ-インドネシアの状況」を公表した。これを受けて、「WHOが報告を受けた鳥インフルエンザのヒトへの感染症例累積数」一覧表も同日付けで更新した。加えて、1月20日付「週間疫学報告、2006年Vol.81、No.3」でもインドネシア、トルコの状況、及びヒトウイルスの遺伝子配列情報など鳥インフルエンザ情報を提供している。概要は以下のとおり。
1.鳥インフルエンザ-インドネシアの状況
 インドネシア保健省は、H5N1亜型鳥インフルエンザウイルスに感染したヒトの症例をさらに2件確認した。2症例とも死亡例である。
 最初の患者は13歳の少女で、1月6日に発症し、12日に入院、同月14日に死亡した。2人目は、この少女の弟4歳で、1月8日に発症し、14日に入院、同月17日に死亡した。
 上記患者の家族である姉14歳、父親43歳の2人も呼吸器症状で入院中である。姉は1月14日、父親は17日に入院した。これらの症例から採取したサンプルで、この2人もH5N1亜型鳥インフルエンザウイルス感染しているかどうか現在検査中である。
 保健省及びWHO が実施した検査では、この家族の近所で家きん類に大規模な集団発生があったことが判明している。この家族が飼育していた鶏の死亡は、最初の患者が発症する3日前から始まっていた。家族全員が病気の鶏と密接な接触を有しており、死んだ鳥類の除去にも関わっていた。
 接触を持った人物の追跡が実施され、血液サンプルが採取され、インフルエンザ様疾病の兆候の観察が続けられている。当局は週末にかけてこの地域で殺処分を開始した。これで、インドネシアの症例は19件となり、その内14症例で死亡をみている。
2.感染者数の累計
カンボジア:感染者数4人、内死亡者数4人
中国:感染者数9人、内死亡者数6人
インドネシア:感染者数19人、内死亡者数14人
タイ:感染者数22人、内死亡者数14人
トルコ:感染者数4人、内死亡者数2人
ベトナム:感染者数93人、内死亡者数42人
合計:感染者数151人、内死亡者数82人
 1月23日付トルコの状況及び累計数の一覧表は以下のURLから入手可能
(http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/country/cases_table_2006_01_23/en/index.html)
3.週間疫学報告
 ヒトウイルスの遺伝子配列情報など鳥インフルエンザ情報を提供する1月20日付週間疫学報告Vol.81、No3は、以下のURLより入手可能。
(http://www.who.int/wer/2006/wer8103.pdf)
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) WHO
URL http://www.who.int/csr/don/2006_01_23/en/index.html
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