食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01260230295
タイトル FAO、「鳥インフルエンザウイルスが春季にアフリカ及び欧州に波及する可能性がある」を公表
資料日付 2006年1月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  FAOは、1月18日付「鳥インフルエンザウイルスが春季にアフリカ及び欧州に波及する可能性がある」を公表し、このウイルスとの闘いに勝つには動物の段階でこの病気と闘うことが大切であるとした。概要は以下のとおり。
 FAOは1月18日、鳥インフルエンザウイルスは、交易及びヒト、動物の移動を介して黒海、コーカサス及び中近東地域に定着し、今春にアフリカから飛来する渡り鳥がさらに拡大させる可能性があると警告した。
 アフリカ諸国には特別注意を払わなければならない。トルコでは、このウイルスはアジア、欧州及びアフリカの交差点に到達し、更なる拡大という現実的なリスクが存在している。仮にアフリカの農村地帯に根を下ろせば、飢餓と貧困によって荒廃した大陸にとって影響の大きさは破滅的となろう。
 地域限定的に発生をみている地域では、諸動物、諸製品及びヒトの移動を制御しなければならない。さらに、渡り鳥の渡りの経路に沿った諸国では警戒を強め、諸動物の間でこの病気が更に拡大することに対処しなければならない。
○動物の段階でこのウイルスと闘う
 H5N1亜型ウイルスが変異もしくは再集合を起こせば、ヒトでのインフルエンザ世界流行を引き起こすことになる。動物に存在する段階でこの鳥インフルエンザウイルスと闘うことは、このウイルスの変異もしくは再集合が起きる可能性を低減する最も効果的かつ費用効率の高い方法である。飼育動物である鶏やアヒルで鳥インフルエンザを封じ込めることは、ヒトへのリスクを大きく低減させることになる。鳥インフルエンザをヒトの健康上の問題としてだけでなく、ヒトと動物の健康上の問題としても捉えなければならない。
 家きん類のさまざまな種を飼育場や生鮮市場で混在させるような危険な行為はできるだけ速やかに止めなければならない。このような行為を止めることで小規模農家の生活が受ける影響を最小限にしなければならない。諸動物、諸製品及びヒトの感染地域からの移動は、厳しく制限しなければならない。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際連合食糧農業機関(FAO)
情報源(報道) FAO
URL http://www.fao.org/newsroom/en/news/2006/1000215/index.html
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。