食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01250790160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、食品表示及び表現に関する調査報告書を公表
資料日付 2006年1月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国の食品基準庁(FSA)は、食品表示法との関連でマーケッティングの際に使われる13の表現法(例、伝統的な、ホームメード等)に対する消費者の理解に関する最新調査レポートを発表した。
 FSAは、2002年に食品表示のマーケッティング表現法8項目(例、「新鮮な」、「純粋な」、「自然な」等)についてガイダンスを発表した。このガイダンスの改善点を探し出すために2003年/2004年に調査が行われた。2004年7月にこの調査結果について検討会議が開催され、ガイダンスに網羅された5項目の表現に関する消費者の理解についてより詳しい反応を探るために、外部の世論調査会社に委託して新たな調査を行うことを決定した。
 新調査は、2005年11月に既存のガイダンス網羅表現法5項目及びそれ以外の8項目、計13項目について英国国内の800人を対象に面談形式で実施された。また、結果に地域的な相違が反映されるように、スコットランド、ウエールズ並びに北アイルランドでは、別の約366人に対し質問が行われた。具体的対象表現法は下記のとおり。
○ガイダンス網羅分
1.オリジナルな (Original)
2.伝統的な (Traditional)
3.自家製の (Homemade)
4.伝統的スタイルの (Traditional Style: advised upon in relation to use of Style)
5. 本物の (Real: avised upon briefly in the section dealing with authentic)
○ガイダンス網羅分以外
6.上品な (Style)
7.農場で作られた (Farmhouse pate)
8.手作りの (Handmade)
9.高級な (Premium)
10.最高級の (Finest)
11.最良の (Best)
12.良質の (Quality)
13.えり抜きの (Selected)
 今回調査の回答率は85%と非常に低かった。回答者は、対象となった13項目の中、「良質の」、「最高級の」、「手作りの」並びに「オリジナルな」の4項目について理解し易い表現法と答えた。他方、「上品な」並びに「えり抜きの」2項目に関しては、一般的に理解度が低いことが判明した。
 FSAは、今回の調査結果を踏まえて2002年ガイダンスの改定を検討し、改定草案について意見募集を行うとしている。
 本調査報告書の概要及び全文については、それぞれ以下のURLから入手可能。
(http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/markterms120105summ.pdf)
(http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/marktermfinalrep0106.pdf)
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) Food Standards Agency (UK)
URL http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2006/jan/labelterms
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