食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01250580303
タイトル 米国農務省動植物検疫局、モンサント社の害虫抵抗性・グリホサート耐性GMとうもろこし(GM88017)の規制外措置決定通知をFederal Register(官報)で発表
資料日付 2006年1月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国農務省動植物検疫局(APHIS)の規則7CFR part 340‐Introduction of Organisms and Products Altered or Produced Through Genetic Engineering Which Are Plant Pests or Which There Is Reason to Believe Are Plant Pestsは、遺伝子工学による植物の病気(と思われる)の導入(輸入、州間移動、環境への放出)を規制している。モンサント社は、APHISに対し害虫抵抗性・グリホサート耐性GMとうもろこし(MON88017)は、植物の病気を持っていないと申立をしていた。
 今回、APHISは、学術データ、栽培データ及び募集意見を検討し、以下の理由で当該GMとうもろこし(MON88017)を当該規則から削除することを決定し、Federal Register(官報)で発表した。
①植物の病原菌を有していない。
②非遺伝子組換えとうもろこしや他の従来型のとうもろこしより弱い特徴はない。
③当該GMとうもろこしから野生のとうもろこしへの遺伝子の移入の可能性は極めて低く、遺伝子の多様化によるリスクを増やすことはない。
④病気や感受性などの特徴は、親とうもろこしや他のとうもろこしと類似している。
⑤野外観察、組成分析、EPSPSとCry3Bb1組換えたん白質の安全性に関するデータによって、当該GMとうもろこしは、他の従来型のとうもろこしよりも生命体を損なったり、危害を与える可能性が大きくないことが示されている。
⑥当該GMとうもろこしの栽培は、現在の疾病・雑草管理方法と比較してとうもろこしや他の作物の疾病・雑草管理の能力を低減させるものではない。更に、リスクがないことから当該GMとうもろこしを規制から外すことによる絶滅危惧種に対する影響はない。
 以上から、当該GMとうもろこし及び他種とのハイブリッド交差によって得られたその子孫は、当該規則対象外の伝統的に栽培されているとうもろこしと同様に安全である。
 しかしながら、当該GMとうもろこし及びその種子の輸入については依然として当該規則の対象とする。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国農務省動植物検疫局(APHIS)
情報源(報道) USDA
URL http://a257.g.akamaitech.net/7/257/2422/01jan20061800/edocket.access.gpo.gov/2006/pdf/06-88.pdf
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