食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01250330294
タイトル WHO、「鳥インフルエンザ-トルコの状況-4」を公表
資料日付 2006年1月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  WHOは、1月12日付「鳥インフルエンザ-トルコの状況-4」を公表し、ヒトから採取したウイルスの遺伝子配列に関する情報も提供している。概要は以下のとおり。
 トルコの研究所で実施された検査で、更に患者2人から採取したサンプルに鳥インフルエンザH5亜型ウイルスを確認した。2人は、シリアとの国境に近いシャンル・ウルファ(SanliUrfa)地方とワン(Van)市に隣接するシイルト(Siirt)地方の住民である。トルコ81地方の内9地方からヒト感染症例の報告を受けている。
 患者は4歳と6歳の子供で、2人とも病気の鳥と直接的な接触があったことが判明している。
 トルコの研究所で12日完了した検査では、1月7日に死亡したアール地方の少女12歳から採取した剖検サンプルにH5亜型ウイルスを検出した。この少女は先に死亡した患者2人の姉である。
 保健省は、研究所で確認を受けた症例として18人を報告している。その内3症例で死亡をみており、この死亡した3人は家族である。
 患者数人から採取した検体を英国のリファレンス研究所に送付し、さらに分析にかけるように手配された。
 現在入手できる証拠からは、持続的なヒト-ヒト間の感染は起きていないと判明している。アジア同様、感染鳥類と接触することが、主要な感染原因である。トルコへ向かう旅行者の感染リスクは、病気もしくは死んだ飼育鳥類や野鳥との直接的な接触を回避すれば無視できる。
○ヒトから採取したウイルスに関する遺伝子配列情報
 12日英国ロンドン、ミルヒル(Mill Hill)のMRC国立医科研究所にあるWHOのリファレンス研究所(WHO Collaborating Centre for Reference and Research on influenza)は、トルコで鳥インフルエンザが原因で初めて死亡した2症例から採取したウイルスの遺伝子及び抗原の解析を完了した。
 WHOにもたらされた情報は、これらのウイルスがトルコの鳥類から単離された鳥インフルエンザH5N1亜型ウイルスと酷似していることを示唆している。これらウイルスは、昨年4月に中国の青海湖自然保護区で発生した渡り鳥での集団発生から単離されたウイルスと近い関係にある。
 患者の1人から採取されたウイルスでは、受容体結合部位に複数の変異が見られた。この変異の一つは、2003年に香港で見られた小規模の集団発生(2症例、その内1症例で死亡)、及び2005年にベトナムで見られた集団発生から単離されたウイルスで見出されている。研究から、香港2003年型ウイルスは、鳥の細胞の受容体よりもはるかにヒトの細胞の受容体に優先的に結合すると判明している。研究所の研究者はトルコのウイルスもまたこの特徴を備えるだろうと予想している。
 現在入手できる証拠からは、ヒトの感染症例を有しているいかなる国も現在持続的なヒト-ヒト感染は起きていないと示唆している。
 現状のWHO 世界流行警戒レベルは、引き続きフェーズ3である。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) WHO
URL http://www.who.int/csr/don/2006_01_12/en/index.html

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