食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01250260295
タイトル FAO、「FAOは鳥インフルエンザウイルスがトルコで風土病化している可能性があると警告する」を公表
資料日付 2006年1月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  FAOは、1月11日付「FAOは鳥インフルエンザウイルスがトルコで風土病化している可能性があると警告する」を公表し、リスクを有する近隣諸国では、このウイルス撲滅のためには中央政府による組織的制御活動(centrally coordinated control campaign)が必須であるとした。概要は以下のとおり。
 FAOは11日、高病原性鳥インフルエンザH5N1亜型ウイルスがトルコで風土病と化し、近隣諸国に重大なリスクをもたらす可能性があると警告した。
 Juan Lubroth FAO上級動物衛生官は、「制御措置がすでに取られているにもかかわらずこのウイルスは拡散している可能性がある。厳しい封じ込めで鳥インフルエンザウイルスが存在している既知及び未知の地域を全て隔離しなければ、ヒト及び動物のこのウイルスへの曝露は大量に発生する。」と語った。
 FAOは、アルメニア、アゼルバイジャン、グルジア、イラク、イラン及びシリアといった近隣諸国に対し、非常事態とすること、サーベイランスと制御措置を実施すること、及び国民に対して鳥インフルエンザリスクについての十分な情報提供を保証することを求めた。
 既にFAOは、トルコに専門家チームを派遣し、当局の鳥インフルエンザ制御活動を支援している。
 さらにJuan Lubrothは、「トルコは、透明性を有する方法で実施する効果的な現地対策を土台に、中央政府による組織的かつ全国的な制御活動を遂行する必要がある。感染した鳥類は遅滞なく報告しなければならず、無痛の殺処分、厳格な隔離及び適切なワクチン接種などの国際的に推奨されている各種制御措置を集団発生地域で用いなければならない」と述べた。
 獣医分野の各種業務は、必要な全ての政治的支援及び経済的手段を受けて鳥インフルエンザの疑い例を全て十分に調査し、報告しなければならない。各種業務は、リスクの高い地域の家きん類所有者が病気の兆候を知り、用いるべき制御措置を認識するように確実になされなければならない。
 続けてJuan Lubrothは、「家きん類の所有者及びその地域社会の指導者が遅滞なく報告することが、人々の健康を守る最大の方法である」とした。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際連合食糧農業機関(FAO)
情報源(報道) FAO
URL http://www.fao.org/newsroom/en/news/2006/1000208/index.html
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