食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01230530111
タイトル カナダ食品検査庁(CFIA)、家畜輸送規定の改定について予告通知
資料日付 2005年12月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  カナダ食品検査庁(CFIA)は、2006年中に計画している家畜輸送規定の変更について、その主な変更点と基本的考えを関係者に予告通知として発表した。
 現行の家畜輸送取扱要件は、家畜の非人道的な扱いを禁止して輸送時の傷害や苦痛、死亡を減らす目的で、1975年に家畜衛生規則第ⅩⅡ部に規定されている。その後、経済的その他の環境から、輸送実態や動物福祉に関する考え方が変化し、さらに輸送条件の家畜に及ぼす影響に関する科学的知見の増加を踏まえ、OIEも家畜輸送標準を設定するに至った。カナダもこのような状況の下で過去数年間にわたり家畜輸送規定の変更を検討してきた経過にある。主な変更事項は以下の通りである。
①「家畜輸送時のリスク要因」、「不適構造」、「過密」、「寝わら給与」等の明確な定義を設ける。
②輸送に適さない損傷または歩行不能な家畜について明確な記載をする。
③給餌、給水、休憩の間隔時間を家畜の必要性に合わせて短縮する。
④家畜の海上輸送条件の検討:現行禁じられている海上コンテナの使用を改正し、ロールオン/ロールオフフェリーの使用ができるようにする。
⑤輸送時において家畜の気性、性質、感受性や体重別、性別によって分離して輸送するようにする。
⑥家畜輸送作業員の教育を企業の責任で実施する。家畜輸送時のリスク要因を評価するには経験と知識が欠かせない。
⑦家畜種やクラス別に最高積載密度を記載する。
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ食品検査庁(CFIA)
情報源(報道) カナダ食品検査庁
URL http://www.inspection.gc.ca/english/anima/heasan/transport/notavie.shtml
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