食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01230090105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、キャンディ中の鉛の規制強化のためのガイダンス(案)を発表
資料日付 2005年12月22日
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分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)はメキシコなどから輸入される子供向けキャンディの一部から現行基準値(0.5ppm)を上回る鉛が多数検出されていることを受け、上限値を0.1ppmに改めるガイダンス(案)を意見募集のため公表した。
 今回の措置は消費者に対する啓発、適正製造規範の促進、公衆衛生、特に幼児の健康保護を目的とし、鉛による健康被害を最小化するFDAの取り組みの一環である。
 調査によると殆どのキャンディの鉛混入量は0.1ppm以下であるが、メキシコから輸入されているチリパウダー入り棒付キャンディ、スナック用レモン・チリフレーバーなどに使用されているチリパウダー、塩などの原料に高濃度の鉛汚染がみられる。これは製造工程で高濃度の鉛が混入する問題によることが判明している。
 消費者保護のためFDAは以下の対策を示している。
①メキシコ産および国産・輸入キャンディの鉛レベルの監視を継続し、メキシコ当局とも連携をとり適切な規制措置を講じる。
②鉛汚染低減のための製造工程見直しに対する業界の意識を高めるなど、キャンディ業界との交流を通じた啓発活動を推進する。
③州および地域職員への援助を継続する。
 意見募集目的のための上限値の勧告と実施方針に関するガイダンス案(5ページ)は下記のURLから入手可能。上限値の根拠となるデータなどがリンクされている。(http://www.cfsan.fda.gov/~dms/pbguid2.html)
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) FDA
URL http://www.fda.gov/bbs/topics/NEWS/2005/NEW01284.html
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