食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01220470188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、「新開発食品成分としてのD-タガトース使用許可について英国当局が作成した初期報告書の評価に関する意見書」を公表
資料日付 2005年12月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、競争消費不正抑止総局からの諮問を受け、新開発食品成分としてのD-タガトース使用許可について英国当局が作成した初期報告書の評価に関する意見書(全5ページ)を公表した。この評価依頼は、新開発食品及び新開発食品成分に係る規則EC258/97の枠組みで行われた。
 当該成分は、D-フルクトースの鏡像異性体で、加水分解酵素によって乳糖から合成される。甘味は、蔗糖の75%から92%程度ある。物理化学的に、また味覚の上でも他の糖質に似た特性をもつが、虫歯の元になりにくい糖分であること、消化吸収が低く結腸で発酵するためプレバイオティクス(訳注:有用微生物増殖因子)作用をもつこと、などの固有の栄養特性をもつ。
 当該物質は、さまざまな一般向け製品(菓子、ビスケット等の固形食品、アイスクリーム、ヨーグルト等の半固形食品、ソーダ、乳飲料等の液状食品及びその他の食品成分)としての使用が検討されている。
 JECFA(FAO/WHO合同食品添加物専門家会議)は当該物質に関する評価を3回行なっており、「一日摂取許容量(ADI)を設定しない」ものとした。米国では「GRAS(一般に安全と認められる物質)」を取得している。
 英国の申請者は英国における当該成分の摂取シミュレーションを行ない、米国の摂取量と同程度であるとしている。フランスでも、初めての潜在的な暴露分析が実施され、フランスでの摂取量を調査した。その結果、成人については英国の値と同程度であったが、子供については英国よりも暴露量が高かった。特に甘味料入りの食品を大量に摂取する者及び子供の摂取量が米国及び英国の摂取量を上回っていないかどうか調べるためには、この分析をさらに進める必要がある。消化管の耐性については、英国当局は当該成分の吸収が不完全で、その結果短鎖脂肪酸が生成することを指摘し、特定の人には1回で15g摂取すると消化不良(胃腸内のガス貯留、吐き気及び下痢)を起こすおそれがあるとしている。AFSSAは、小腸で消化されなかった他の糖質との相互作用について検討する必要があると考える。消費者に過剰摂取となるおそれを警告するのは、1回に10gを超える摂取量とするのが好ましい。毒性に関する情報については、申請者の資料を分析すると、ラットに毒性リスクがあることが指摘できる。申請者は予定された使用法では無害であるとしているが、ヒトへの無害性についてよく検討するのが適切である。
 結論としてAFSSAは、当該成分を市場に流通させることに反対する理由はないと考える。ただし、次の3点を求める。
①D-タガトースの1回の摂取量が15gではなく10gを超える製品については、過剰に摂取した場合に起こり得る消化不良について警告を表示すること。
②3歳未満の子供は、当該製品を摂取すべきではないこと。
③3歳以上の子供による摂取については、試験を実施すること。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) AFSSA
URL http://www.afssa.fr/Ftp/Afssa/33071-33072.pdf

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