食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu01220410160 |
| タイトル | 英国食品基準庁(FSA)、英国におけるフードサプリメントに関する調査結果を公表 |
| 資料日付 | 2005年12月15日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | 英国食品基準庁（FSA)は、フードサプリメント中の多環式芳香族炭化水素（PAH)及び金属類の調査を行い、その結果を公表した。 ①PAHについて スーパーマーケット、薬局、健康食品販売店、海外を含めたメールオーダー及びインターネット販売システムから集めた210種類のサプリメントについて調査された。結果の詳細は、次のURLより得ることができるが、概略は以下のとおりである。 (http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/fsis8605.pdf) PAHは、薬用ニンジンなど植物由来の製品に一番多く検出され、マルチビタミンなどビタミン類には比較的少なく、魚油、植物油由来のサプリメントでは最も検出量が少なかった。総じて、消費者の健康に影響を及ぼす程度ではなかったため、FSAは、消費者に対しサプリメントの選択については特に現状を変える必要はないと発表している。 ②金属について スーパーマーケット、薬局、健康食品販売店、海外を含めたメールオーダー及びインターネット販売システムから集めた200種類のサプリメントについて調査された。結果の詳細については、次のURLより得ることができるが、概略は以下のとおりである。 (http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/fsis8505.pdf) アルミニウム、ヒ素、カドミウム、クロム、銅、鉄、鉛、マンガン、水銀、ニッケル、セレニウム、タリウム及び亜鉛について調査された。ほとんどの金属は、専門家が提案している安全基準値内で検出されているが、8種類のサンプルについては、鉄、マンガン、亜鉛が基準値を超えていた。これらの金属の過剰摂取は、健康に好ましくない。また、ヒ素やカドミウムなどは意図的に加えられたわけではなく環境汚染の影響が考えられる。 なお、英国では、現在サプリメントの栄養素について最大摂取許容量を定めた規則はないので、FSAは推奨されている安全基準を上まわったものについては個別に製造メーカーにコンタクトを取り解決しているという。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | 英国 |
| 情報源（公的機関） | 英国食品基準庁（FSA） |
| 情報源（報道） | UKFSA |
| URL | http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2005/dec/pahds http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2005/dec/metalfsis |
（※注）食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要（記事）は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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