食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu01220020149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、香料グループ評価10に関する科学パネルの意見書を公表 |
| 資料日付 | 2005年12月12日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)の科学パネルは、現在EU加盟諸国で使用されている香料が健康に与える影響についての意見を欧州委員会から求められた。これら香料は、Flavouring Group Evaluation FGE.10に属する51種類の香料である。今回は、51種類の第一級及び第二級の飽和及び不飽和脂肪族アルコール/アルデヒド/カルボン酸/アセタール/エステル/ラクトンについて評価した。 51物質のうち27物質は1つ以上のキラル中心を持ち、そのうち18物質については商業用香料において鏡像異性体の一方を多く含んでいることが示されないまま、これまで存在してきた。また、2物質は幾何異性体として存在し、3物質は二重結合と1つ以上のキラル中心を持つ。さらに、これら物質の立体異性体に関する情報が完全でなかったのは、商業用香料では立体異性体の一方を多く含んでいることが示されないまま、これまで存在してきたためである。 48物質は構造クラスI(単純な化学構造をもち、効率よく代謝され、低い経口毒性を示す香料)に分類され、3物質は構造クラスII(毒性は多少高まるが、はっきりと毒性が現れるわけではない構造を持った香料)に分類され、43物質が食品中に自然に存在することが報告されている。 科学パネルは、これまで欧州における香料物質の摂取量推定にMaximised Survey-derived Daily Intakes (MSDIs)を標準として使ってきた。しかし、香料産業から提供された情報を調査した結果、多くの場合、MSDIによる推定方法では消費者の摂取量を過小評価するケースが明らかとなった。特に、年間生産量が少ない場合、その結果は顕著であったため、科学パネルはMSDIによる摂取量推定を留保した。 それゆえ、科学パネルは、使用量が正常な場合、modified Theoretical Added Maximum Daily Intake (mTAMDI)による推定を行い、推定摂取量が対応閾値を越える場合には使用量に関する詳細なデータを求めることを決定した。 データ不足のため推定を保留した1物質を除き、標準MSDIによる推定では、当該グループの50物質は全て閾値以下の0.0012~12μg/人(capita)/日(構造クラスIでは1 ,800μg/人(person)/日、構造クラスIIでは540μg/人(person)/日)に収まった。当該グループの物質は、3物質を除き、一般的に無害の物質に代謝されると考えられる。また、データから、1物質を例外として当該グループの物質に遺伝毒性はないと考えられる。標準MSDIによる推定では、50物質のうち追加データが必要な2物質を除き、48物質は、香料としての使用による摂取量では安全性に懸念はないと予想される。 一方、mTAMDIによる推定では、構造クラスⅠに属する47物質の推定摂取量は1 ,600~4 ,700μg/人(person)/日となり、無害の物質に代謝されると考えられる1物質を除いて構造クラスⅠの閾値を超えた。また、構造クラスⅡに属する3物質の推定摂取量は、それぞれ3 ,700μg/人(person)/日となり、構造クラスⅡの閾値を超えた。それゆえ、mTAMDIによる推定で閾値を超えた49物質に関しては、より信頼できる暴露データが必要であり、その後、追加データに基づき再度推定を行う必要がある。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | EFSA |
| URL | http://www.efsa.eu.int/science/afc/afc_opinions/1232_en.html |
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