食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01200500208
タイトル 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ)、栄養・健康強調表示基準改定案に関する意見募集
資料日付 2005年11月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  豪州・NZ食品基準機関(FSANZ)は、食品の栄養・健康強調表示に関する基準改定案を作成し、一般消費者からの意見募集を開始した。意見募集期限は、2006年2月22日までである。
 現行の基準コードでは、栄養素成分含有表示(nutrient content claims)(例:この食品は植物繊維が豊富)及び若干の機能維持強調表示(health maintenance claims)(例:カルシウムは、骨と歯の健康に有効)が認められているが、妊婦に対する葉酸塩の摂取効果表示を除き、その他の健康強調表示は一切禁止されている。
 改定案では、栄養・健康強調表示規制を大幅に緩和し、より広範な表示方法を提案している。具体的には、一般的レベルと高レベルの2つのレベルの健康強調表示の案を次のように示している。①一般的レベルの強調表示(general level claims):食品の要素を強調する一般的レベルの表示(例:この食品はカルシウムが豊富)又は、重篤でない疾病に関する健康強調表示(例:このヨーグルトにはX、Yが豊富に含まれ胃の不調リスクを低減する)、②高レベルの強調表示 (high level health claims):重篤な疾病との関連で栄養素、ビタミン、ミネラルまたは他の物質の機能を強調する高レベルの健康強調表示(例:この食品はナトリウムが少なく、高血圧のリスクを低減する。)
 全ての強調表示は科学的な証拠に基づいている必要があり、高レベルの強調表示については、製品の市場流通前にFSANZの評価を受けることになる。健康強調表示を行う食品は、脂肪分、糖分並びに塩分について上限量を明示しなければならず、乳幼児用調合乳及びアルコール製品などの一部食品については、健康強調表示は認められない。
 改正案の全文は以下のURLから入手可能。
(http://www.foodstandards.gov.au/_srcfiles/P293_Health_claims_DAR_%20with_Attach_1_and_2.pdf)
地域 大洋州
国・地方 豪州
情報源(公的機関) 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ)
情報源(報道) FSANZ
URL http://www.foodstandards.gov.au/mediareleasespublications/mediareleases/mediareleases2005/28november2005fsanzi3091.cfm
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