食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01200230295
タイトル FAO、「鳥インフルエンザ撲滅を目的として野鳥を殺傷しないように警告する」を公表
資料日付 2005年11月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  FAOは、11月29日付「鳥インフルエンザ撲滅を目的として野鳥を殺傷しないように警告する」を公表し、家きん類でこの疾病を封じ込めるという制御政策の核心部分から注意が逸らされる危険性を警告した。概要は以下のとおり。
 ベトナムのホーチミン市で予防措置として野鳥が殺処分されたという報告を受けて、この警告は出された。Juan Lubroth FAO上級担当官は、「野鳥を殺処分することが鳥インフルエンザからヒトを守ることに対して何らかの意味を持つ貢献をなす可能性はない。それよりも優先して注意を払うべき重要な措置が複数存在する。注意は、家きん類で鳥インフルエンザを撲滅することに向け続けなければならない」と語った。
 更に、「都市内及び周辺で見られる野鳥は、鳥インフルエンザウイルスのキャリアーとされている湿地に住む水きん類とは異なる」としている。
 FAO は、WHO及びOIEとともに鳥インフルエンザ集団発生と闘う一連の措置を勧告している。それらには以下のものが含まれる。
①獣医分野行政、緊急時準備計画、感染動物の殺処分、ワクチン接種及び農家への補償などの制御政策の改善
②動物及びヒトでのインフルエンザ早期発見及び迅速な対応体制の強化、研究所能力の向上及び強化
③動物、ヒト及びクラスターの調査のための支援と訓練、迅速な封じ込め措置の立案と評価
 Lubroth FAO上級担当官は続けて、「家きん類でウイルスを制御することが最も効果的な方法で、この方法でウイルスがヒト-ヒト間で伝播する能力を獲得する可能性を低減できる」と語った。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際連合食糧農業機関(FAO)
情報源(報道) FAO
URL http://www.fao.org/newsroom/en/news/2005/1000166/index.html
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