食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01200220107
タイトル 米国食品安全・応用栄養センター(CFSAN)、鳥インフルエンザと食品の安全性に関するQ&Aを公表
資料日付 2005年11月29日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品安全・応用栄養センター(CFSAN)は「鳥インフルエンザと食品の安全性」に関するQ&Aを更新し公表した。質問項目と概要は以下のとおり。
1.鳥インフルエンザ(AI)とは?
2.ヒトが感染した鳥から直接AIに感染することはあるのか?
3.アジアでのAIが懸念されるのは何故?
4.AIに感染した鳥の卵や製品を食べることでAIに感染するか?
 アジアのAIにかかわらず適切に調理された卵や家きん肉を食べてAIに感染するという根拠はない。食品を華氏160度(摂氏71度)で加熱すればAIウィルスが存在していても死滅させることができる。家きんに深刻な病気を引き起こすAIウィルスは卵殻や卵の中身(卵黄、アルブミン、卵白)の汚染につながる。感染した雌鳥は殆ど卵を産まないので流通することは少ない。米国政府は感染した鳥や卵を含む製品が食品として流通しないよう対策をとっている。
5.米国にアジアで広がっているAIウィルスが発見されたという報告はあるか?
6.食品流通をアジアAIから守る政府の対策
7.生の卵は食べて安全か?
 FDAは適切に調理されていない生の卵を食べることは勧めない。消費者に対し生及び軽度に加熱されただけの卵を含む可能性のある次のような食品は味見も含め避けることを勧める。
①生のバター(衣・ケーキ用生地)、フィリング(パイなどの中身)及び生の卵を含むクッキードウ(生地)
②エッグノッグなど卵が入っていて十分に加熱しないで供される飲み物
③シーザーサラダ ドレッシング、ベアネーズ ソース、オランディーズ ソース、アイオリ ソース、マヨネーズ等の生卵から作られたホームメード及び手作りドレッシングやソース、手作りアイスクリーム、ムース、メレンゲ、ティラミス等
 市販されているマヨネーズ、ドレッシング、ソースは殺菌された卵を使用しているので安全である。卵と乳のミックスは内部温度が華氏160度(摂氏71度)まで加熱されたものは安全である。十分に温度が上昇したことを温度計で確認のこと。
8.食品からAIに感染しないようにするには
①卵、家きん製品を扱った後は石けんで手洗いをする。
②交差汚染を防ぐため、使用した調理器具などは洗剤と熱湯で洗浄する。
③調理時間・温度を守り十分に加熱(卵黄と卵白が固まり、スクランブルエッグの場合にはゆるく流れないように)する。冷凍はAIウイルスを死滅させない。
④シーザーサラダやホームメードアイスクリームのように生及び不十分な加熱の卵を使う場合には殺菌処理などのサルモネラ不活化処理をされた卵を使用すること。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国(CFSAN)
情報源(報道) FDA-CFSAN
URL http://www.cfsan.fda.gov/~dms/avfluqa.html
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