食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01190510188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、飼料関連意見書№⑩~⑫
資料日付 2005年11月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、競争消費不正抑止総局からの諮問に応え、以下の意見書を公表した。
⑩endo-1
,3(4)-beta-glucanase及びendo-1
,4-beta-xylanaseを主成分とする酵素添加物の4ヶ月以下の子豚への使用拡大許可申請書について:(指令70/524/EEC)
 当該飼料添加物は、遺伝子を組換えたTrichoderma longibrachiatumによって産生されたendo-1
,3(4)-beta-glucanase及びTrichoderma longibrachiatumによって産生されたendo1
,4-beta-xylanaseを主成分とした調合剤である。当該飼料添加物は、今回申請された濃度の2分の1で肥育用豚の飼料添加物としての使用が許可されている。申請者は今回、飼料の消化性を高めるために2倍の濃度で子豚への使用拡大を申請している。前回の意見書では、提出された科学的要素が不十分で、当該飼料添加物の有効性及び安全性について判断できないことを指摘した。今回の回答によって、暫定許可の枠組みで当該飼料添加物の有効性及び耐性を証明することができた。
(http://www.afssa.fr/Ftp/Afssa/32633-32634.pdf)
⑪大豆たん白質を加水分解して得られたアミノ酸に加え、合成アミノ酸の使用許可を得るための、鉄、銅、亜鉛及びマンガンのキレート化合物許可の修正申請書について
 申請者は、合成アミノ酸の使用許可を得るため、鉄、銅、亜鉛及びマンガンのキレート化合物使用許可の修正を申請している。今年6月に当初の意向を変更し、許可申請の対象を合成グリシンに限定し、その他の合成アミノ酸は除外することにした。当該キレート化合物は微量元素添加物として期間制限なしで許可されており、金属が大豆たん白質の加水分解によってできる複数のアミノ酸に結びついている複素環式構造となっている。申請者は、生体内利用能を改善するためにキレート化合物の形で微量元素を供給することを推奨する。前回の意見書で、提出された科学的要素は不十分で、製品の特性を全て明記し、キレート化合物の安定性及びその栄養学上の有効性に関する試験を提出するよう求めた。今回提出された回答も不十分で、安全性及び有効性に関する試験の提出を求める。
(http://www.afssa.fr/Ftp/Afssa/32636-32637.pdf)
⑫Enterococcus faecium を主成分とする微生物添加物の離乳期にある子豚への最終使用許可について:(指令70/524/EEC)
 当該飼料添加物は、生後21日から60日の離乳期にある子豚の成長速度を速めるために使用が推奨される。これまで出された2つの意見書で、提出された科学的要素が不十分で、産肉能力が有意に増加したことを示す3番目の試験がないことから有効性は証明できないことを指摘した。今回の回答も不十分で、申請者の推奨する用量での有効性を証明することはできない。
(http://www.afssa.fr/Ftp/Afssa/32639-32640.pdf)
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) AFSSA
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