食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01190080149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、抗コクシジウム剤COXIDINRの評価に関する科学パネルの意見書を公表
資料日付 2005年11月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は、25%のモネンシンナトリウム(Mo-Na)を含む抗コクシジウム剤COXIDINRの有効性と安全性に関して評価するよう要請を受けた。
 当該薬剤の有効性に関し、肥育用鶏への最小作用量は100 mg Mo-Na from COXIDINR/ kg feed、肥育用七面鳥への最小作用量は90 mg Mo-Na from COXIDINR/ kg feedと設定できた。限られたデータではあるが、Mo-Naは、鶏及び七面鳥製品の品質に悪影響を及ぼさないことも明らかとなった。また、最大推奨量の当該薬品を使用しても(鶏には125 mg/kg、七面鳥には100 mg/kg)、対象動物への安全性は確認されたが、安全域が小さい(最小推奨量の2倍未満)ことが分かった。さらに、Mo-Naには飼料・基材・その他認可添加物との不適合性や相互作用はない(一部の薬剤を除く)ことが示された。
 当該薬品のMRLは設定できなかったが、Mo-Naには遺伝毒性・繁殖毒性はなく、構造的に発がん性を引き起こす恐れはないことが示された。ウサギの実験結果から得られた母体毒性の最大無作用量(NOEL)は0.3 mg Mo-Na/kg bw/dayであることから、安全係数100を適用し、0.18 mg/ 60 kg personのADIを設定することが可能である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) EFSA
URL http://www.efsa.eu.int/science/feedap/feedap_opinions/1220_en.html
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