食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01180240302 |
タイトル | 米国農務省(USDA)監査局(OIG)、2005年上半期の監査報告書を発表 |
資料日付 | 2005年11月16日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国農務省(USDA)監査局(OIG)は、安全保障、公衆衛生を戦略的目標とする2005年上半期監査報告書を議会に提出した。 今回の報告書でBSE関係についてはカナダからの食肉の輸入管理体制が取り上げられている。下半期の報告書ではBSE拡充サーベイランスについて取り上げられる予定である。 「BSEを国境で阻止―USDAはカナダからの牛肉輸入管理を強化する必要がある」と題されるカナダからの牛肉輸入に関する調査報告の概要は以下のとおり。 ①2003年5月にカナダでBSE陽性牛が確認されたことを受け、全面的に禁止されたカナダからの生体牛及び牛肉輸入は、8月に低リスクの製品の輸入が解禁され農務長官が許可製品のリストを公表した。同時に動植物検疫局(APHIS)は米国への輸出用製品を製造するカナダ側施設の拡充を認めた。段階的な拡充はAPHISの職員がリストに掲載されている製品と類似する製品を含めたために発生したが、APHISはこれを広く周知しなかった。 ②結果として2003年8月から2004年4月にかけて適格性に疑問のある製品に許可を発行し、公表された規則とは異なり、輸入を許可されないリスクの高い製品が混入して輸入される可能性が高まった。 ③APHISは「ボンレス・ビーフ」を明確に定義しなかったため、適格性に疑問のある63 ,000ポンドの牛ホホ肉の輸入が許可された。更にAPHISはホホ肉の適格性について特に輸入検査官に対し適切に連絡をとらないことがあった。 ④APHISは急激に増えた申請に対し、1 ,155件の反芻類製品輸入許可を適切な内部管理システムによる保証無しに発行した。そのため2004年5月から9月にかけて適格性に疑問のある42 ,000ポンド以上の製品が輸入された。 ⑤APHISは規則の変更の連絡手順を策定し規則と実務の整合性を監視することに同意した。又、特定の製品の適格性について変更があった場合には連絡を統制し輸入情報システムにエディット・チェックを導入することに同意した。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国農務省(USDA) |
情報源(報道) | USDA-OIG |
URL | http://www.usda.gov/oig/webdocs/SarcFirstHalf05.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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