食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu01180070110 |
| タイトル | カナダ保健省(Health Canada)、カナダで2003年に発生した大腸菌O157:H7による同時発生事例の調査報告を公表 |
| 資料日付 | 2005年11月15日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | カナダ保健省のオンライン版感染症報告書(CCDR)(Vol.31、No22、2005年11月15日発表)は、2003年7月から9月にかけてニューブランズウイック州第3健康管理区(Health Region 3 (HR3))でほぼ同時期に発生した2件の大腸菌O157:H7症の集団発生に関する調査結果を掲載した。結果の概要は以下のとおり。 1.第1事例 2003年7月28日から9月11日にかけてO157:H7による消化器疾患が発生し、確認患者6名、擬似患者2名が認められた。患者の年齢は1歳から43歳で、これらのうち、入院した3名の幼児は溶血性尿毒症症候群を呈したが、死亡した患者はいなかった。これらの患者から分離されたO157:H7は全てファージタイプ(HT)が14b、パルスフィールドゲル電気泳動パターン(PFGE)はECXAI .0052であった。最初の患者は7月26日の夜食会に出席していた22ヶ月齢の幼児であり、その後、他の同席者3名から同じ菌が確認された。8月13日には22ヶ月齢の双子の幼児が同一のHT、PFGEパターンのO157:H7で発症した。7月に発症した患者と8月に発症した患者との間には接触は認められなかった。関連する食品、飲料水からO157:H7を検出することはできなかった。なお、同一のHT、PFGEパターンを有するO157は、2002年3月に8歳の女児で発生している以外にはカナダ国内では確認されていなかった。 2.第2事例 第1事例と重なるように8月18日から9月5日の間に、O157:H7による消化器疾患が発生し確認患者3名、擬似患者2名が認められた。これら患者検体から分離したO157:H7のHTは14a、PFGEパターンはECXAI. 0010で、第1事例のO157:H7とは異なるものであった。発端患者は18歳男子で近隣の第2患者とは接触がないが、第2患者の井水(well water)からはO157:H7が検出された。第1患者から2名の擬似患者を介して第3の患者が発生しており、この間の感染はヒトーヒト感染と判断された。 3.考察 当初、同一のO157:H7による集団発生と考えれれていたものが、その後の調査で別菌株による同時発生であることが確認できた。今回の調査を通じ、大腸菌O157:H7のHTおよび分子生物学的手法(PFGE)による亜型の同定が調査を行う上で非常に有効であることが確認された。 |
| 地域 | 北米 |
| 国・地方 | カナダ |
| 情報源(公的機関) | カナダ保健省(Health Canada) |
| 情報源(報道) | カナダ保健省 |
| URL | http://www.phac-aspc.gc.ca/publicat/ccdr-rmtc/05pdf/cdr3122.pdf |
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