食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01160770343
タイトル 腸管出血性大腸菌O157(続報)
資料日付 2005年11月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス衛生監視研究所(InVS)は、冷凍ひき肉ステーキによる大腸菌O157:H7に関する情報を11月4日付けで更新した。
1.警報:InVSは10月24日、25日に小児科医からピレネ=アトランティック県及びランド県在住の5人が10月にHUSを発症したという通知を受け、さまざまな機関と連携し、感染源の特定に向けて直ちに調査を開始した。
2.症例の規定:HUS症例は、9月20日以降HUSの診断を受けた、アキテンヌ、ミディ=ピレネ及びラングドック=ルシヨンの3地域圏に在住していた人に規定された。診断は、腎不全を伴う溶血性貧血が突然生じた場合に、特定の生物学的基準に基づいて下された。シガ毒素産生大腸菌(STEC)による急性胃腸炎の推定症例は、9月20日以降徴候が現われ、血便状の下痢を起こしたアキテンヌ、ミディ=ピレネ及びラングドック=ルシヨンの3地域圏に在住していた人に規定された。
3.症例の調査:3地域圏の全ての病院、ランド県にある22の医療分析・生物学研究所等に連絡をとった。患者及び患者の家族からは質問表をもとに事情を聞いた。
4.生物学:血清学的分析及び大便検査が実施された。患者の家族、流通業者及び製造者が所持していたひき肉ステーキのサンプルについては、STECの調査を行なった。
5.11月4日までの調査結果
(1)症例の特徴:4日までにHUS患者16人、下痢患者16人の計32人(訳注:10月31日時点で18人)。徴候が現れたのは10月5日から11月1日まで。32人のうち19人が男性、年齢は15ヶ月から98歳まで(中央値は4歳)。3人が、42歳、49歳及び98歳の大人、HUS患者16人は2歳から9歳までの子供であった。HUS患者16人と下痢患者12人が入院したが、現在までにHUS患者1人と下痢患者3人が帰宅した。死亡例はない。
(2)食品調査:患者32人全員が商標名Chantegrillの1kg入りの箱(10ステーキ)に包装された冷凍ひき肉ステーキを摂取していた。6県にあるスーパーマーケットLeclerc18店で購入していた。18人が摂取していた箱のロット番号はL231/234で、1家族についてはL231/234のほかに、より古いロットL206を所持していた。
(3)生物学:25人についてE.coli O157感染が確認され、うち15人がHUS患者であった。
(4)獣医調査:Leclerc社からの情報によると、L231/234の1万2
,108箱が18県に配達され、L231/234の24箱がスペインに、またL231/234とL206の576箱がポルトガルに輸出された。1家族が所持していたL231/234の5つのステーキのサンプルを分析した結果、各々大腸菌O157:H7に極度に汚染されていたことが明らかになった。
(5)管理措置:Leclerc社は10月29日に上記3ロットの回収に着手した。国内で配達された1万2
,108箱のうち、2
,104箱が回収され、2
,064箱は客によって返却された。回収率は34%となっている。ポルトガルでは270箱が、回収又は返却されている。現在までのところ、特定された患者は全て、この管理措置が講じられる前にステーキを摂取していた。
(6)現在行なわれている調査:地域間疫学室とL231/234が流通していた県の保健社会局は、同ロットのひき肉ステーキを摂取した後で急性胃腸炎を発症した人の調査を行なっており、現在までに128人が特定された。このうちの何人かについてはO157 感染の調査も実施している。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス衛生監視研究所(InVS)
情報源(報道) フランス衛生監視研究所(InVS)
URL http://www.invs.sante.fr/display/?doc=presse/2005/le_point_sur/shu_041105/index.html

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