食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01160740110
タイトル サルモネラ
資料日付 2005年11月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ローマトマトの摂取による3件のサルモネラ集団発生が2004年6月25日~7月19日に米国とカナダで確認された。そのうち米国での複数の州に渡る1事例では複数の血清型のサルモネラが分離された。3事例の集団発生では18の州と1ヶ所の準州で合計561件の疾病が発生した。この報告書は公衆衛生と食品安全当局者による調査結果である。
①複数血清型サルモネラ集団発生-多州にわたる
 2004年7月に9州で発生した事例では429人の患者からサルモネラ菌が検出された。惣菜チェーンAの食品を食べて発症したもので、年齢中央値は35(range: 1-81)で52%が男性。サルモネラの血清型はJaviana (383)
, Typhimurium (27)
, Anatum (5)
, Thompson (4)
, Muenchen (4)
, グループDのタイプに分けられない(6)であった。対照群の24人(48%)と比較し 53人の患者の内47人 (90%) がローマトマトを摂取していた。ローマトマトの摂取と疾病の関係についての多変量解析の結果、調整オッズ比(adjusted odds ratio)=7.1(95%信頼区間(CI) = 1.5~34)となり相関がみられた。
②S.Braenderup 集団発生-多州にわたる
 2004年夏、血清型が特定できないS.Braenderupによる125例の集団発生が米国の16州で確認された。保健当局は米国疾病管理センター(CDC)と協力し15~60歳を対象に症例対照研究を行った。患者群では対照群と比較し発症前5日間に外食をした回数が多かった(53% vs 34%) (オッズ比[OR]=2.1;CI=1.0to4.7)。27人の患者と29人の対照者で食事の内容を調査したところローマトマトが41%の患者で食されていたが対照群では14%であった(OR=4.1;CI=1.1~15.3)。レストランはローマトマトをトマト業者から購入していた。
③S. Javiana 集団発生-カナダ
 カナダの1準州で多血清型サルモネラの集団発生が2004年7月に特定された。
全ての患者は同じレストランで食事をしていた。症例対照研究は行われなかったがローマトマトが唯一の共通の食材であった。
④遡り追跡と環境調査
 米国食品医薬品庁(FDA)は州及び連邦政府と協力し、3件の集団発生事例全てについてローマトマトの遡り調査を行った。その結果、米国の1ヶ所の屋外包装施設と3ヶ所の別の包装施設や生産者・包装者まで全て遡ることができた。屋外包装施設はS.Braenderup とS.Javiana outbreaksの汚染源と特定された。
 フロリダとノースカロライナ州にある4ヶ所の包装業者と5ヶ所の農場の環境調査は2004年8月と11月に行われたが明確な汚染源であるとは確定できなかった。
(Canada Communicable Disease Report
, Bokumr 31-21
, 1 November 2005)
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ保健省(Health Canada)
情報源(報道) カナダ保健省
URL http://www.phac-aspc.gc.ca/publicat/ccdr-rmtc/05vol31/dr3121eb.html

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