食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01160550361
タイトル 台湾行政院衛生署FDA準備グループ、週刊情報「薬物食品安全週報」第6号を発行
資料日付 2005年10月27日
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分類2 -
概要(記事)  台湾行政院衛生署FDA準備グループ(衛生署内に8月中旬、「行政院薬物食品管理署」の設立準備のために設置された機関)の編集による一般向けの週刊情報「薬物食品安全週報」の第6号(第6期)が10月27日、衛生署ホームページ上で発行された(PDF全5ページ。情報源のURLから入手可能)。概要は以下のとおり。
①インフルエンザを予防・治療する医薬品について
 インフルエンザの最良の予防策は、毎年秋にワクチンを接種することである。
 ワクチン接種によりインフルエンザは予防できるが、鳥インフルエンザ(AI)及び変異したヒト-ヒト感染型AI(H5N1亜型)は予防できない。しかし、AIの爆発的発生時に、医師による両ウイルスの識別を容易にするほか、従来型ウイルスが同一宿主に再度感染することによるウイルス変異を予防することができる。現在、台湾では家畜・家きん業に従事するハイリスク群並びに65歳以上の老人、2歳以下の小児には、無料でワクチン接種を実施しており、その他の一般市民も有料でワクチンを接種することができる。
 現在、台湾国内では抗インフルエンザウイルス効果を有する医薬品3成分(Amantadine、Zanamivir、Oseltamivir)が医師の処方を要する処方薬として認可されている。発症後2日内に服用し始め、連続5日服用し続ければ、症状を緩和するのみならず、他人への感染のリスクも減らせる。(3成分の一般名、認可番号、薬剤形状、飲用不適者の一覧表の掲載あり)
 最近、ネット上でタミフルを販売する行為が見られるが、医師の処方なく処方薬を販売するのは違法行為であり、偽造薬の疑いがある。また、無用な同剤の飲用は、薬剤耐性ウイルスの発現リスクを高める。
②ラジオを聴いて医薬品を購入する際の注意事項
 行政院衛生署の調査結果(2005年4月?8月のラジオ広告の違法率は、食品45.61%、漢方薬42.98%。心臓・循環器系への治療効能を標榜する製品19.30%、筋肉痛・骨痛への治療効能を標榜する製品14.04%、強壮効能を標榜する製品12.28%)を紹介しつつ、注意するべき誇大広告の言葉使いの具体例を示し、注意喚起している。
③健康食品とは
 台湾の「健康食品管理法」に基づく健康食品の基本概念及び健康食品マークの紹介。2005年9月末現在、認可済みの健康食品は70製品。
地域 アジア
国・地方 台湾
情報源(公的機関) 台湾行政院衛生署
情報源(報道) 台湾行政院衛生署
URL http://www.doh.gov.tw/cht/content.aspx?doc_no=42661
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