食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01160210294 |
タイトル | WHO、週刊疫学報告Vol.80、No.44 |
資料日付 | 2005年11月4日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | WHOは週刊疫学報告(WER)Vol.80、No.44、11月4日付けをリリースした。その中で、鳥インフルエンザとは?で始まる21項目に及ぶ「鳥インフルエンザ:よくある質問」2005年10月19日公表分(既報)を提供している。 これに加え、WHOは11月3日付けでこの「鳥インフルエンザ:よくある質問」を更新し、「家きん類及び家きん類由来製品を食べても安全か?」と題する質問項目を追加した。追加項目に対するWHOの見解の概要は以下のとおり。 ○家きん類及び家きん類由来製品を食べても安全か? 安全。しかし、現在集団発生を経験している諸国ではある種の予防措置を講じなければならない。鳥インフルエンザ清浄地域では、家きん類及び家きん類由来製品が、H5N1亜型ウイルスに汚染されるという恐れはなく通常どおり(適正衛生規範及び適正な調理に従って)調理し、食べることができる。 集団発生を経験している諸地域でも、家きん類及び家きん類由来製品を適切に調理し、適切に取り扱えば安全に食べることができる。H5N1亜型ウイルスは、熱に弱い。調理に通常用いる温度(食品の全ての部位で70℃)でこのウイルスは死滅する。家きん類の全ての部位が十分に調理され(ピンク色の部位がない)、卵も適切に調理されている(黄身にとろみがない)ことを確認する必要がある。 消費者は交差汚染のリスクを認識しなければならない。食品調理時に、家きん類の生肉及び生の家きん類由来製品から出る肉汁を放置して生で食べる食材と接触もしくは混和させてはならない。十分な手洗いと家きん類由来製品が触れた各種表面の洗浄及び消毒が必要である。その際、手洗いについては石鹸、各種表面の洗浄及び消毒については熱湯で十分である。 家きん類で集団発生を経験している地域では、加熱処理を施さない食品に生卵を使用してはならない。 鳥インフルエンザは、調理済み食品から感染することはない。たとえ家きん類及び家きん類由来製品がH5N1亜型ウイルスに汚染されていた場合でも、適切に調理したものを食べてヒトが感染したということを示す証拠は何もない。 11月3日更新分の「よくある質問」は以下のURLより入手可能。 (http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/avian_faqs/en/index.html#poultry) |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
情報源(報道) | WHO |
URL | http://www.who.int/wer/2005/wer8044.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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