食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01160120105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、リステリア・モノサイトゲネス行動計画に関するFDA の現在の対策を公表
資料日付 2005年11月2日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は、「リステリア・モノサイトゲネス( Listeria monocytogenes(Lm))行動計画に関するFDA の現在の対策」を公表した。Lm行動計画における以下6件の目的毎のFDA対応状況の概要は以下のとおり。
1.調理済み食品の加工業者及び小売・フードサービス向け施設に対するガイダンスの改正及び作成
 ①カット野菜・果物の安全性強化のためガイダンスを作成予定
 ②ミシガン州立大学と共同し、小売施設におけるLmの転移レベル(levels of Lm transferred)、特に、Lm汚染食品と食品接触面との間の転移割合(transfer rates)の研究継続。
 ③日付記録、冷蔵時間・温度等のModel Food Codeの見直し 等
2.産業界及び食品安全規制担当者に対する訓練と技術的援助の開発
 行政官向けLm予防管理サテライトコースを開発中
3.消費者、医療従事者に対する情報提供と啓発活動の強化
 Lmのリスクに関する啓発事業はメディア、医療専門家組織、妊娠関係図書の著者との連携により実施、今後、ヒスパニックをターゲットとして啓発活動を予定
4.微生物学的な製品サンプリング及び分析の実施方法と規制方針の見直し等
 ①全米食品微生物分野諮問委員会(NACMCF)は、「低温殺菌方法の代替方法の同等性を確立するために必要な科学的パラメーター」、「冷蔵調理済み食品の日付表示の検討による消費安全」という2件の文書を採択
 ②FDA微生物学分析マニュアルをLmの定量方法を取り入れたマニュアルに改正 等
5.疾病のサーベイランスと集団発生対応を強化
 ①PulseNetのデータをFDAがパルスフィールドゲル電気泳動法(PFGE)によって特定したLm亜型を評価するために使用
 ②食品及び疾病由来のLm のPFGEパターンが同じ場合には米国食品安全・応用栄養センター(CFSAN)とOffice of Regulatory Affairs (ORA)は積極的に追跡調査に関与
 ③CFSANは米国疾病管理予防センター(CDC)食品安全局に常駐スタッフを置き、より円滑な連携と早期の警戒を目指す 等
6.研究活動の調整によるリスク評価の精緻化、予防対策の強化、啓発活動等の支援
 ①現場でのLmの補足範囲に焦点を合わせたLmリスク評価の使用
 ②燻製魚のLmに関する科学的データと食品の規格基準(FoodCode)の条項に対し寄せられた意見についてCFSANで検討中
 ③調理済みサラダのLmの増殖に関するFood Codeについて微生物研究を実施中 等
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) FDA-CFSAN
URL http://www.foodsafety.gov/~dms/lmr2pla2.html
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