食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01150780188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、「食品アレルギー:フランスの農作物加工業者へのアンケート」の結果を公表
資料日付 2005年10月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  食品アレルギーが増えており、健康への影響があることから、行政当局は販売前に包装する食品に意図的にアレルゲン成分を用いた場合にその旨を明記するという表示義務の徹底化を図ることで、消費者への情報提供を行うこととした。新しい表示は、2005年11月25日からその実施が義務化される。
 表示規則は、製造者が故意に製造で使用する成分に限定され、アレルゲンの偶発的混入(製造ラインなどでの他の製品との接触による非意図的な汚染)は規制外となる。従って、農作物加工業者は、汚染リスクを評価し、そのリスクを低減するためにあらゆることを行なわなければならない。「微量の~が含まれることがある」といった表示は、偶発的な汚染リスクを制御できない場合に限り用いられる最終手段でしかない。
 フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、食品アレルギーに関する評価報告書の見直しの一環として、アレルゲンリスクに対する情報の必要性及び製造規範について農産物加工業者にアンケートを行なった。
 アンケートの主な結果として、以下の点が挙げられる。
①企業の半数以上が、アレルゲンに結びつくリスクを低減するために製造規範を変更している。
②企業が直面する困難な事柄として、相互に依存している3つの問題を挙げている。すなわち、交差汚染のリスク管理、表示及び閾値の問題である。
③企業の30%が予防的表示を用いている。そのうちの32%が食品に意図的に使用したアレルゲン成分を誤って表示している。
④製造規範及び予防的表示においてアレルゲンを考慮する姿勢と企業の規模には関連性がある。
 総括文書、「フランス農産物加工業におけるアレルゲンリスクに対する情報の必要性及び適正製造規範」(全9ページ)及び調査結果「食品アレルギー:フランスの農作物加工業者へのアンケート、『アレルゲン』リスクに対する情報の必要性及び規範」(全51ページ)が入手可能。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) AFSSA
URL http://www.afssa.fr/Object.asp?IdObj=32265&Pge=0&CCH=051026175742:26:4&cwSID=616640A3BFC14E9885ED89E6A96B55B9&AID=0
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