食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01150440294
タイトル WHO、「インフルエンザ世界流行のためのワクチン開発に用いるWHO勧告H5N1亜型プロトタイプ株は引き続き同じもの」、及び「H5N1鳥インフルエンザ:年表」を公表
資料日付 2005年10月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  WHOは、10月28日付「インフルエンザ世界流行のためのワクチン開発に用いるWHO勧告H5N1亜型プロトタイプ株は引き続き同じもの」及び第1~第3波の集団発生区分を明確にした10月28日付「H5N1鳥インフルエンザ:年表」を公表した。概要は以下のとおり。
 WHO世界インフルエンザプログラム(WHO Global Influenza Programme)は、循環中のH5N1亜型ウイルス、特にヒト由来分離株の抗原及び遺伝子の進化を詳しくモニターしてきている。最近の研究は、中国、インドネシア、日本、モンゴル、ロシア、韓国及びトルコの鳥類由来のウイルスと、インドネシアのヒト由来の3種類のウイルスのH5ヘマグルチニン(HA)遺伝子が、インフルエンザ世界流行ワクチン開発のために去年選択したプロトタイプ株とは異なることを示唆している。更に、最近のウイルスのHAには抗原変異の証拠も存在する。しかしながら、その地理的拡大とヒト集団での病原性は依然不明である。
 現在WHOは、世界流行ワクチン開発のために先に選択したH5N1亜型プロトタイプ株の変更を勧告することはない。しかし、ワクチン研究の目的でWHO H5リファレンス研究所ネットワークは、この最近のウイルスからH5N1ワクチンプロトタイプ株の開発実験を開始した。
 ウイルス進化とウイルスにおける抗原の関係を今以上に理解するためには動物及びヒト由来の最近のウイルスを更に分析することを急ぐ必要がある。WHOは、感染加盟諸国が鳥インフルエンザウイルスの分離株/検体をWHO H5リファレンス研究所ネットワークと共有することを求める。
 「H5N1亜型鳥インフルエンザ:年表」及びWHO H5リファレンス研究所の詳細についてはそれぞれ以下のURLで入手可能
(http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/Timeline_28_10a.pdf)
(http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/guidelines/referencelabs/en/index.html)
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) WHO
URL http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/statement_2005_10_28/en/index.html
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