食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01140390295
タイトル FAO、「インドネシアを支援して家きん類の発生源で鳥インフルエンザを撲滅する」を公表
資料日付 2005年10月24日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  FAOアジア太平洋地域事務局は10月24日、「インドネシアを支援して家きん類の発生源で鳥インフルエンザを撲滅する」を公表し、その中でFAOは国家レベルの鳥インフルエンザ制御政策の立案を支援するとして、FAO主任獣医官等の発言を紹介している。概要は以下のとおり。
 FAOはインドネシアの専門家からなる緊急チームを召集し、同国が家きん類の発生源で鳥インフルエンザを撲滅する新局面に乗り出すことを支援する。
 FAOのJoseph Domenech主任獣医官は、「鳥インフルエンザウイルスは、この国の数ヶ所で地域限定的集団発生となる恐れがある。庭先で家きん類を飼育しているような農家数百万戸の小規模な群れの中にウイルスが存在していることを非常に懸念している。農村部及び都市近郊の地域社会では、このウイルスがヒトと動物に与える脅威についての認識がいまだに欠如している。」と語った。
1.戸別の調査
 FAOは、まず最初に、後方支援のため、同国の獣医当局、各省、WHO及び世界食糧計画からなるタスクフォースの設立を目指す。
 インドネシアFAOチームを率いるPeter Roeder動物衛生官は、「野外でウイルス制御の取組みを開始することが基本目標で、FAOは感染の中心となっている諸地域に最新情報提供などの役割を果たす現地疾病管理センターを設置する。取組みが成功を収めたタイでの経験を有する獣医師チームを招聘する。インドネシアはタイの経験から多くのものを学ぶことができると考えている。」と述べた。
 このプロジェクトでは、農家向けのさらなる損害補償の可能性も検討される。
2.迅速検査が求められる
 FAO主任獣医官は、迅速ウイルス検査キットが入手できれば現地の地域社会でのウイルス調査がさらに有効になろうと強調し、「大学研究者及びバイテク企業にそのような重要なツールを急いで開発するように求めている。」と語った。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際連合食糧農業機関(FAO)
情報源(報道) FAO
URL http://www.fao.org/world/regional/rap/news_detail.asp?event_id=32851
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。